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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年6月静岡県議会定例会
伴 卓(危機管理くらし環境委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/01/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、危機管理くらし環境委員会委員長 伴 卓君。
       (二十二番 伴  卓君登壇 拍手)
○二十二番(伴  卓君) 危機管理くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十六号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外六件であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、令和四年度わたしの避難計画の普及展開に向けた具体的な取組状況についてただしたところ、当局から、今年度は沿岸市町の津波浸水想定区域を重点区域として各地域の特性を踏まえたわたしの避難計画の様式を策定するとともに、十二月の地域防災訓練や三月の津波避難訓練等の場を通じて住民の皆様に作成していただけるよう県と市町で連携をして地域の防災リーダーを対象とした研修会の開催や広報活動などに取り組むこととしており、沿岸の二十一市町、二百二十五地区を対象に調整を行っているとの答弁がありました。
 次に、地域防災において女性の声をさらに反映させるための県の支援策についてただしたところ、自主防災組織の役員などを対象にした男女共同参画に関する研修を実施するほか、県が育成した女性防災リーダー等を活用して自主防災組織へアドバイスを行うことにより地域における男女共同参画意識の醸成を図っていく、これにより各自主防災組織において女性の視点に立った避難所運営などの改善方策を検討し訓練等を通じて実災害時にもしっかりと機能する防災体制の構築を推進していきたいとの答弁がありました。
 そのほか、地震・津波対策アクションプログラム二〇一三の進状況、家庭内防災対策としての食料・飲料水備蓄の強化に向けた取組、消防団員の減少に対する県の認識、浜岡地域原子力災害広域避難計画の実効性を向上させる取組状況などについても質疑等がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 まず、リニア中央新幹線静岡工区のトンネル掘削に伴う湧水に関し大井川水系への全量戻しに係る県の認識及びJR東海との対話の在り方についてただしたところ、国の有識者会議の中間報告で示されているとおりトンネル工事により出た全ての水を大井川水系に戻すことを全量戻しと認識している、また水資源に関する地域の不安や懸念を解消するためJR東海にはこれまでの一方的に自分たちの論理を主張して自分たちの正しさを理解させようとする説得型のコミュニケーションではなく、地域の方々などの意見をしっかりと聞く双方向のコミュニケーションを行ってもらえるものと信じているとの答弁がありました。
 次に、初川土石流災害に係る行政対応検証委員会報告書の指摘を踏まえた今後の盛土対策についてただしたところ、静岡県盛土等の規制に関する条例により土砂崩壊等の危険性がある新たな盛土造成を規制する、また無許可での盛土造成の監視を強化するため静岡県土地利用情報システムを活用して盛土の情報を共有するほか各出先事務所における盛土対策課兼務職員による監視、盛り土一一〇番等の通報制度の運用、警察からの出向職員も含む監視機動班による現場の立入検査などを行っていくとの答弁がありました。
 そのほか、議案第八十六号に関しウクライナ避難者日本語教育推進事業における講師派遣の対象地域、議案第九十九号に関し県営住宅麻機羽高団地建て替え整備事業における民間活力の導入による効果、パートナーシップ宣誓制度の創設に向けた今後の取組、南アルプスを未来につなぐ会の成果及び今後の取組などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十六号、第九十三号、第九十五号、第九十六号、第九十九号、第百二号及び第百三号は全員一致をもってそれぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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