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本会議会議録

議会補足文書

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令和2年12月静岡県議会定例会
廣田 直美(厚生委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/21/2020
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(山田 誠君) 次は、厚生委員会委員長 廣田直美君。
       (二十三番 廣田直美君登壇 拍手)
○二十三番(廣田直美君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百三十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」外五件及び請願第二号「国民健康保険料(税)の引き下げを求める請願」であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、新型コロナウイルス感染症への対応における病院間の連携及び保健所の体制についてただしたところ、当局から、病院間の連携については県内の各二次保健医療圏内で受入れ病床が満床となった場合や重症患者の受入れが難しい場合には保健所間の連絡や新型コロナウイルス感染症調整本部において隣接する保健医療圏と調整を図り対応している、また保健所の体制については部内だけでなく各地域局をはじめ他部局や市町からも応援頂いている、さらに感染状況に応じて健康福祉センターの職員全体で業務に当たるとともに、クラスターが発生した際には本庁から機動的に保健師や薬剤師といった専門職員も応援に入る体制を整えているとの答弁がありました。
 次に、議案第百三十四号に関し社会福祉施設感染防止対策事業費における繰越明許費計上の理由及び今年度の事業の進め方についてただしたところ、本事業では新型コロナウイルス感染症のクラスター対策として社会福祉施設四十九か所において医師、看護師による訪問指導を実施するものであるが、医療現場が迫していることから年度内に完了させることが困難と予測されるため繰越明許費にも計上する、本事業は早急に実施すべきものであるのでまずは東・中・西部地域で対応モデルをつくりその内容を各施設に周知する、あわせてクラスター対策マニュアルについてもブラッシュアップを図り各施設の感染症対策のレベルアップに取り組むとの答弁がありました。
 次に、請願第二号に関し国民健康保険事業の運営状況、保険料引下げのための県費投入及び静岡県国民健康保険運営協議会の国民健康保険加入者代表委員の公募枠設定についての県の考え方についてただしたところ、国民健康保険の制度改革で国費による財政基盤が強化され財政運営が県単位となった、この結果市町では一般会計から国民健康保険事業特別会計への繰入れが減少するなど安定した運営となっている、保険料引下げのための県費投入については調査したところ実施している都道府県はなかった、一般会計を財源とした保険料引下げは他の医療保険加入者の国保保険料負担につながるので引き続き国に財政措置を強く働きかけていく、加入者代表委員の公募枠設定については現在地域の実情に明るく国保制度に見識を備えた方を市町から推薦頂いていることから審議の場でも加入者の立場からの発言がなされているとの答弁がありました。
 これに対し委員から、県費投入による保険料の引下げ支援は他の都道府県に事例が見当たらず現時点では根拠や妥当性を勘案し行うべきではないと考える、市町からの推薦方式による代表委員の選考により県民の意見が反映されており現行の方式による選考が地域性や加入者規模等を勘案した適切なものと考えられるとの意見がありました。
 そのほか、静岡社会健康医学大学院大学卒業者の県内での活躍見込み、新ビジョン評価書案の成果指標でB区分となっている七指標の状況、浜松学園における民営化後の財産の帰属、利用者の年齢層及び定員、県東部地区配備のドクターヘリへの対応、コロナ禍における障害者週間啓発事業の実施状況などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてきた病院経営における九月以降の回復状況についてただしたところ、経営上重視している一日当たり新規患者数の指標が今年四月以降月平均で二十五人程度に落ち込んでいた状況から九月は二十九・八人、十月は三十・五人、十一月は三十二・六人となり今年度目標の三十人を上回る状況となってきた、十一月以降新型コロナウイルス感染症が再拡大しているものの開業医等からの紹介により十二月も一日当たり新規患者数が今年度目標に達する状況となっており、現状では昨年並みに戻ってきているとの答弁がありました。
 そのほか、患者家族支援センターで支援に携わる緩和ケアチームの構成及び支援内容などについても質問等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百三十四号、第百四十一号、第百四十三号から第百四十五号まで及び第百四十九号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定し、請願第二号は全員一致をもって不採択とするべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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