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本会議会議録

答弁文書

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令和4年2月静岡県議会定例会

飯田 末夫 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2022番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) インクルーシブ教育システムの推進についてお答えいたします。
 障害者の権利に関する条約では、インクルーシブ教育システムを障害者が能力等を可能な最大限度まで発達させ自由な社会に効果的に参加することを可能にするとの目的の下、障害のある者と障害のない者がともに学ぶ仕組みとしており、このことは共生社会の形成に向けて大変重要な理念であります。特別支援教育はこのインクルーシブ教育システム構築のために不可欠なものであり、本県では障害の有無にかかわらず共に支え合い育つとともに、個に応じた適切な教育を行う共生・共育を進めてまいりました。
 具体的には、県立高校十校に特別支援学校の高等部分校を設置しており、同年代の生徒同士が共同の授業や日常的な交流を通して互いのよさを認め合いつながりを深めております。また小中学部では特別支援学校の児童生徒が居住する学区の小中学校に副次的な籍を置く交流籍を設け、交流及び共同学習に取り組んでおります。こうした取組をさらに推進するためには、インクルーシブ教育システムを学校教育の原則的な理念として全ての教職員に共有していく必要があります。
 このため、今年度策定する次期総合計画と教育振興基本計画にインクルーシブ教育システムの推進を明記し市町教育委員会と連携して理念の普及に努め、学校現場に可能な限り共に学ぶことの理解を浸透させてまいります。
 さらに、共に学ぶことに対する児童生徒、保護者の思いや学校の現状について調査し課題を把握するとともに、議員から御紹介のありました他県での先進事例なども参考にしながら共生・共育の実現に向けたさらなるインクルーシブ教育システムの推進に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp