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ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

伊丹 雅治 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者知事


○議長(中沢公彦君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 伊丹議員にお答えいたします。
 私の政治姿勢についてであります。
 私の県庁組織を統率する能力についてでありますが、私は県の重要な施策や運営方針等につきまして知事戦略会議などの意思決定の場での議論はもちろんのことですが、知事室での知事協議という形で副知事や関係部局長の皆さんと広く議論を重ねて決定しております。
 今回伊丹議員から統率する能力というのを突きつけられまして、改めて振り返ってみますと統率しようという意思よりも自由放任でやってきたというのが強いと思います。ちょっと少し難しい言葉なので、アナと雪の女王という映画があってその主題歌にレット・イット・ゴーとあります。ありのままということですね。ですから長いこと教壇に立ってきましたけれども学生一人一人個性が違いますので好きなようにやると。ただしですね、やる気を起こさせると。徹底してやる気を起こさせるという、それにはたけてきたと思います。結果的にばらばらのようですけれども、それぞれが相手を見ているものですから、全体として調和ができて一種のカラーができると。言ってみれば全体が統率していられるように見えるというそういう姿であったのではないかと。
 しかし、知事職を今預かっておりますので、改めて私はやはり日本の国土の一番の原点にあるのは憲法十七条その第一条だと思います。和をもって貴しとなすというものだということですが、これは逆らうことすなわち争うことなきを旨となせと続いております。そして物事を議論して同意が得られるならばすなわちことわり自ら通ずる、何事かならざらんというふうに結ばれておりまして、これはもう至言であると思います。
 これが明治元年に外国の影響を受けないまま日本の国是として五箇条の御誓文が定められますけれども、その第一条に広く会議を興し万機公論に決すとありましてここにきているというふうに思っております。
 いずれも、いわば敬重すべき至言であり私も常にそのような姿勢で臨むように努めてまいりました。
 さらに職員の皆様には、ふじのくに公務員の心得八箇条を示した上で、これは自らつくったものですから己自身に課している課題でもありますが、私の誤った考えや行動につきましてはちゅうちょせずに諫言するように求めています。上にへつらわず下に威張らずというこれが基本のことでしょう。しかし間違ったことについては勇気を持って言わなくちゃならないと、これは勇気が要りますがその勇気を持つことが大切です。実際に職員から様々な意見をもらっているところでございます。
 私は、二年前に実施された選挙を経て知事職をお預かりしておりまして県のトップとしてかじ取りを託された責任がございます。負託された期間は全力で職責を全うすることが私の務めであると考えておりますので、引き続き伊丹議員をはじめ県議会の皆様の御理解と御支援、御協力をお願い申し上げます。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp