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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

藤曲 敬宏 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/20/2019番目)
答 弁 者知事


○知事 (川勝平太君)  おはようございます。 昨夜来の雨も上がりまして夜明け前にはスーパームーンと言われる満月を拝むことができました。
 藤曲議員は熱海御出身ということで熱海といえば観光でありますが、 梅林で有名ですけれども実は梅の花だけでなくて梅干しも大したもので、 特に県営の七尾団地の皆様がおつくりになっている通常三年ものと言われるものがあるんですが、 これは一回口にするとやめられないというすばらしいものでございます。
 ともあれ、 きょうはもう昼間には二十度を超すと言われるようなことですが御友人の多くの方々がきょうは議場に来られておりまして、 春を持ってきていただいたということに関係しております。 ありがとうございました。
 藤曲議員にお答え申し上げます。
 静岡県立大学及び静岡文化芸術大学において新年度からスタートする観光教育についてでございます。
 本県が自然、 歴史、 文化など世界クラスの資源群を生かした 「住んでよし 訪れてよし」 の好循環を生む観光地域として飛躍していくためには両大学が両輪となって専門的な観光人材を育成していくことが重要です。 この二つの県立大学の観光人材育成への期待は高いものがございまして、 オープンキャンパスなどにおきまして県内外の学生、 保護者等から多くの問い合わせをいただくとともに旅館、 金融機関など産業界からも大学との連携を待ち望む声があると承知しております。
 静岡県立大学ではこれまでも熱海市と連携して、 熱海市だけではなくてJTB中部などとも連携しているわけですけれども、 観光誘客に向けたマーケティング調査や観光アプリの開発を行うなど観光をテーマとした教育研究に取り組んでまいりました。 ことし一月にはふじのくに地域・大学コンソーシアムと連携し、 ジオパークの見学や老舗旅館を題材とした講義など伊豆半島をフィールドとした観光学の短期集中講座を開講しております。 現在これらの開催結果を踏まえ新しい教育課程の具体化を進めているところであります。
 一方、 浜松にございます静岡文化芸術大学におきましても今後の観光教育の進め方について県内の関係機関との連携を図るため、 今年の一月から二月にかけて県内で活躍するエコツーリズムの専門家や県立美術館館長を講師にお迎えして文明観光学コース プレ講座を開催したところであります。
 さらに、 昨年十二月にはこの二つの大学に静岡大学を加えた三大学と賀茂地域の一市五町による相互連携協定が締結されました。 今後学生が現地に出向き賀茂地域をフィールドとしたゼミ活動やインターンシップを行うなど、 本県を代表する観光エリアで地域の方々とのかかわりを深めながら教育研究を実施することとしております。
 藤曲議員はお気づきになったでしょうか。 静岡県にはふじのくにという広報紙がございます。 昨年の春号は文明観光学を立ち上げる横山俊夫文化芸術大学の学長先生と、 そしてまた夏号、 春夏秋冬と年四回出しておりますが夏号には県立大学の鬼頭宏先生と■■彼は人口学の権威でありますから■■人口を中心にしつつも観光について大学が果たす役割について議論しておりますので御参照いただければと存じます。 これ以外にも県域DMOである静岡ツーリズムビューロー並びに県内各地域のDMOと連携いたしまして県ならではの特色ある教育プログラムを展開してまいります。
 県としましては、 この二つの大学が市町、 経済界、 各種団体の皆様との連携を強化し人々の憧れを呼ぶふじのくにづくりに参画できる仕組みをつくるなどいたしまして県立大学、 文芸大学の学生がプロジェクトを推進する力、 課題解決を図る力を身につけて地域への愛着や誇りを持ち、 グローバルな視点をも兼ね備えた地域観光の中核人材として活躍できるように積極的に支援をしてまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp