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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

杉山 淳 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/26/2023番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○副議長(鈴木澄美君) 高畑くらし・環境部長。
○くらし・環境部長(高畑英治君) 南アルプスの利活用についてお答えいたします。
 市街地から距離があり、来訪者の利便性の向上などが求められる南アルプスへのアクセスに関する課題に対応するため、本年二月に交通事業者、観光事業者、行政などからなる交通アクセス改善検討会議を立ち上げました。現在来訪者へのアンケートによるニーズの把握を行いながらアクセス環境について幅広く意見交換を進めております。今後はアクセス情報の来訪者への提供方法をはじめアクセスに関する改善策を具体的に検討し、自然体験の拠点となる椹島まで誰もが気軽に訪れることができる公共交通の確保を目指してまいります。
 多くの方々が南アルプスのすばらしさを知り身近に感じていただけるよう、ユーチューブなどのSNSを活用したドローンによる高画質の映像や動植物や地質に関する講座の配信のほか、民間企業との協働による景観カレンダーの作成などを行っております。こうした取組に加え本年三月に環境学習サイト南アルプスの宝箱を開設し、五月には椹島で地元中学生を対象にこのサイトを活用した体験型プログラムを実施いたしました。引き続き出前講座や学校での活用を促進し子供たちの理解を広げてまいります。また今後は本年度創設しました南アルプスを研究フィールドとする研究助成事業を通じた南アルプスの魅力の発信にも努めてまいります。
 県といたしましては、関係機関と連携し南アルプスへのアクセス改善に取り組むとともに、より多くの皆様に南アルプスの魅力を伝え持続可能な利活用につなげてまいります。
 次に、本県における化学物質PFASの状況と今後の対策についてであります。
 PFASにつきましては、その一つであるPFOSとPFOAの合計が一リットル当たり五十ナノグラム以下という公共用水域等における暫定目標値を国が示しています。浜松市が本年度実施した調査でこの目標値を超過した地点があり、現在原因究明に向けた取組が進められています。
 県では、平成二十三年度から令和元年度にかけて三十一河川三十四地点でPFASの調査を実施してきました。調査では暫定目標値を超過した地点はありませんでしたが、本年度改めてPFASの調査を実施してまいります。調査に当たりましては、県内全域の状況の把握に向け水質の常時監視を行っている政令指定都市など四市と連携を図り順次実施してまいります。
 また、PFASの人の健康への影響については確定的な知見はないことから、県民の皆様の不安を払拭するため国に対して科学的根拠に基づく対策を速やかに行うよう要望してまいります。
 県といたしましては、市町と連携、協力して公共用水域等の監視を強化し、県民の皆様の安全・安心な生活環境の保全を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp