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本会議会議録

答弁文書

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平成30年2月静岡県議会定例会

鳥澤 由克 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2018番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(吉田 茂君) 施設園芸の振興についてお答えいたします。
 静岡県の施設園芸は、温暖な気候を生かし全国に先駆け温室メロンやトマトの栽培が始まり、その後は高糖度トマトの栽培技術の開発等により施設園芸の先進県として全国の産地をリードしてまいりました。しかし近年は、北関東や九州などの新興産地が品目を絞って地域全体で野菜の生産拡大に取り組み産出額を大幅に伸ばしている中で本県の野菜の産出額は必ずしも十分な伸びを示しておりません。
 一方で、トマトの「アメーラ」やイチゴの「紅ほっぺ」、「きらぴ香」などの本県の農芸品は首都圏の市場や量販店の関係者から高い品質が評価され供給量の拡大を望む声が高まっております。加えてイチゴやメロンはアジアや中東地域向けの輸出も伸びております。こうした需要に対応して供給量を拡大することが喫緊の課題となっております。
 そこで、供給力強化につながる具体的、効果的な対策を早急に実施するため昨年十二月経済産業部内に新たに専門チームを設置し、マーケットインの考え方に基づき市場のニーズを産地や農業法人に直接結びつけ農芸品の生産拡大を促す取り組みを始めたところであります。加えて本取り組みに基づき生産拡大を目指す意欲的な生産者に対して、来年度から新たに生産施設の整備に対する助成制度を創設することを本議会にお諮りしているところであります。これによりまして生産拡大を加速化するとともに、既存施設の温度や二酸化炭素濃度等をICTにより高度に制御する設備の導入を支援し経営体の生産性向上を着実に進めてまいります。
 県といたしましては、今後も国内外のマーケット情報を精力的に集約するとともに、新たな生産基盤の拡大と生産性の向上を進めることで戦略的に施設園芸の振興を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp