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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/20/2023番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○農林水産担当部長(櫻井正陽君) 栽培漁業の推進についてお答えいたします。
 本県沿岸漁業の漁獲量が減少する中、人工的に種苗を生産し放流する栽培漁業は資源量の維持増大に向け重要な役割を果たしております。現在策定作業を進めている第八次栽培漁業基本計画では、老朽化した温水利用研究センター沼津分場の再整備のほか海洋環境や生産・消費両面でのニーズの変化を踏まえ栽培漁業に取り組む新たな魚種の検討などを盛り込む方針でおります。
 議員御指摘のクエにつきましては、温水利用研究センターが世界で初めて人工受精卵の段階から魚を飼育し次代の魚を生み出す完全養殖に成功するなど最先端の技術を有しており、これに加えて魚病対策技術を開発できれば本格的な種苗生産が可能となります。またクエは市場で高値で取引され県内の多くの漁業者から放流を期待する声が寄せられており、種苗を安定的に供給できれば本県を代表する新たなブランドとなる可能性も見込まれております。
 このため、県では本格的な種苗生産への移行に必要な技術の確立に向け沼津分場の量産実証施設において病原体の侵入を防ぐ機能に優れた閉鎖循環システムや高度な海水殺菌装置を導入し来年度から病気の発生リスクが低い環境でクエを飼育する実証試験に取り組んでまいります。
 県といたしましては、種苗の安定生産の確保や市場価値の高い新たな魚種の技術開発を行い栽培漁業の推進に全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp