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平成26年5月静岡県議会臨時会
小野 達也(総務委員会) 【 委員長報告 】 発言日: 05/15/2014 会派名: 自民改革会議 |
○議長(多家一彦) ただいまから会議を再開します。
先ほど総務委員会に付託した知事提出議案第百二十一号及び第百二十二号を議題とし、委員長から委員会審査の経過並びに結果の報告を求めます。
総務委員会委員長 小野達也君。
(五十番 小野達也君登壇 拍手)
○五十番(小野達也君) 総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十一号議案「静岡県監査委員の選任について」及び第百二十二号議案「静岡県副知事の選任について」の二件であります。
委員から、議案第百二十二号について副知事三人体制の必要性や所管する部局についてただしたところ、当局から、本県が直面する数々の重要課題に対して迅速かつ的確に対応していく必要性があり、特に最重要課題である災害対策と経済対策については、知事を補佐する副知事を配置しさまざまな施策を迅速かつ着実に展開していく必要がある、現在の大須賀副知事は、総括的な役割を担当する副知事として県の組織・財政運営、福祉・医療対策などの分野を所管し、担当部局は経営管理部、企画広報部、健康福祉部、出納局、がんセンター局及び人事委員会、監査委員、教育委員会などである、今回選任の同意をお願いしている二人のうち難波氏については、防災と強靱な県土づくりを担当する副知事として文化・観光部、交通基盤部、危機管理部、公安委員会、収用委員会を、氏については、産業成長戦略、人口減少対策及び内陸フロンティアを担当する副知事としてくらし・環境部、経済産業部、企業局、労働委員会をそれぞれ担当するとの答弁がありました。
また、副知事の増員は行財政改革に逆行するのではないかとただしたところ、本県ではこれまでも仕事の進め方や仕組みを抜本的に見直すことで行政サービスの質を向上させる改革に取り組んできた、副知事の増員には一定の経費を要するが、防災対策や経済対策、人口減少社会への挑戦など県政の重要課題がますます増大する中で、喫緊の課題に迅速に対応することで県民サービス向上に資するものであり逆行するものではないと考えている、今後は、知事及び三人の副知事のリーダーシップのもと県政の重要課題への対応と行財政改革への取り組みを続けていくとの答弁がありました。
そのほか、副知事に難波氏、氏を選任する理由、副知事の増員に伴う経費や他県における副知事の選任状況などについても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、議案第百二十一号及び第百二十二号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり同意すべきものと決定しました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
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