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ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和5年6月静岡県議会定例会
田口 章討論
発言日: 07/13/2023
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(中沢公彦君) ただいまから会議を開きます。
 川勝平太知事に対する不信任決議案を議題とします。
 これから討論を行います。
 通告により、三十三番 田口 章君。
       (三十三番 田口 章君登壇 拍手)
○三十三番(田口 章君) 私は、ふじのくに県民クラブを代表して川勝平太知事に対する不信任決議案に反対の立場で討論をいたします。
 まず、本日に至るまでの間知事から明確に説明がなかったこと、また県民の皆様に不信感を抱かせたことに関しては私たち議会も反省すべきと考えております。
 今回の不信任決議案の提案理由は、知事と当局の発言が矛盾をしており虚偽説明と断ぜざるを得ないというものであります。しかし決議案に記載をされている四つの発言を時系列に並べ替えると、何の矛盾もありません。
 すなわち、まず知事と当局は当初、令和三年十二月定例会での提案に向けて様々な努力や調整を行っていました。しかし調整の結果、条例案を出しても通らないと判断し提案を見送ることとし熟慮を重ね公人知事として職責を果たすという結論に至りました。以降知事のほうから事務方に相談をしたことはありませんでした。そしてその後も調整がつけば給与を返上するために条例案を提案をしたいとの思いは全く変わっていない、これが正しい時系列であります。
 ここではっきり申し上げておきます。令和三年十一月から十二月にかけて知事が給与返上のために条例案の提出を模索したのは事実であります。水面下での作業であったため県民の皆様にはその作業が公表できなかったことは誠に残念でありますが、これは紛れもない事実であり当時の自民改革会議の幹部の皆様は御承知のことと存じます。
 この結果知事は、辞職勧告に勝る重荷はない、給与返上だけで責任を果たせるものではないと決断をされ、その時点で条例案提出を諦め何よりも重い十字架を背負っていく決意をされたものと認識をしております。
 昨日午前中の報告と答弁で知事は、県民の皆様に対し説明不足とそして不信感を持たせてしまったことを深く反省し謝罪をいたしました。引き続き辞職勧告を重く受け止め自らを戒めるとされ、さらにコミュニケーション不足であったことも認め今後は県民のためになるよう努力をするとのことでした。
 以上のことから、今回の事案は不信任に当たるものではないと確信をしております。本決議案により県政を空転させることはできません。知事は任期四年の折り返しを迎えましたが、これからも任期を全うしていただき理想郷ふじのくにづくりに邁進をしていただきたいと思います。
 以上、反対の立場から意見を申し上げました。良識ある議員の皆様の賛同を心から期待しております。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp