• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

蓮池 章平 議員(公明党静岡県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 蓮池議員にお答えいたします。
 沼津駅周辺総合整備事業についてであります。
 十年前私が石川県政から引き継ぎました折に二つの大きな問題がございました。一つは空港反対の方々をどのように理解し、かつ解決するかということ、もう一つがこの沼津の問題でございました。
 私の基本的な方法は、現場にまいりまして公明党の基本的な姿勢である生活者を犠牲にしないと、どのような立派なことでも理不尽なまでに生活者を犠牲にしてはならないという、こういう考え方で臨んでおります。
 沼津駅周辺総合整備事業における中心市街地のまちづくりにつきましては、昨年十一月に市がまちづくり戦略会議を設置されました。この会議におきまして、快適で活力ある中心市街地の再生に向けて検討が始められたところであります。私ども県は有識者、国、交通事業者、地元商店街等とともに参加しております。南北自由通路の開設などによりまちづくりの効果が早期に発現できるように連続立体交差事業の工程計画の情報提供などを行っていくところであります。
 この沼津駅周辺総合整備事業にとって必要不可欠なのは沼津駅にございます貨物の移転であります。このような大きな事業につきましては、中心市街地の発展のために貨物駅の移転先である原町が不当な犠牲になってはならないということであります。そうした観点でこの中核となる連続立体交差事業につきまして、新貨物ターミナル整備用地の取得率は面積ベースで八六・七%となり残る地権者の数は二十一件にまでなりました。
 新貨物ターミナル整備用地という言葉はややミスリーディングでありまして、JR貨物との交渉によりましてこれは他の地域におけるようないわゆる貨物ターミナルというものとは異なり、基本的に待避線です。しかしながら貨物の機能を持つというのは、首都圏にもしものことがあったときにここがその機能を果たせることが求められているという公的な理由によるものであります。この新貨物ターミナルビルを建設すること自体が原町の発展に資するのであるという観点で、前市長の大沼さん、現市長のョ重市長さんも何度も市民の間に入っていかれました。ぜひこの点を御理解いただき、また私はこのまちづくり戦略会議におきましても中心市街地のみならず原町とともに発展するという観点をお持ちいただくような、そういう検討になるように望んでいるところであります。
 とりわけ原町の中で桃里と一本松の地域の方たちに反対者が多いわけでありますが、誤解に基づくところもあるというふうに思っております。桃里を含めこの地域の発展のためにまた次世代のために何が現在残すことができるかと、こういう観点でまずは高架の必要条件である貨物の移転の件を重視しながらそこを平和裏に解決するということに私自身は全力をまた心を傾注しているところであります。
 県といたしましては、原地区の発展につながり、かつ沼津の中心市街地が県東部地域の拠点としてふさわしいまちとなるように今後も沼津市原町にお住みの方々とともに、積極的にこの事業を推進してまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp