• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

大石 哲司 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/02/2023番目)
答 弁 者教育長


○議長(中沢公彦君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) 子供の尊厳を守るための取組についてのうち、教育現場でのいじめ対策についてお答えいたします。
 いじめへの対応につきましては、未然防止はもとより早期に発見した上、被害に遭った児童生徒に寄り添いながら迅速かつ適切に対応していくことが重要であります。このため各学校では、いじめの早期発見に向けて、児童生徒が発する兆候を見逃さないための見守り、定期的ないじめアンケートや個別面談等に取り組むとともに、ネット上のいじめにも対応するよう不適切な書き込みを監視するネットパトロールを実施しております。
 また、いじめに苦しむ児童生徒や保護者の支援のため学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門家を活用した相談体制を整備するとともに、学校外の相談先として二十四時間子供SOSダイヤルや県の健康福祉部と連携したLINE相談などを実施し早期対応を図っております。
 教員及び学校の対応能力の強化も重要であり、これまでのいじめに対する認知や組織的対応力の向上を図る研修に加え、今年度新たに各学校の実情に即した対応方法を学ぶ実践的な研修も開始いたします。
 今後より多くの子供のSOSを受け止め支援につなげていくためには議員御指摘のとおりICTの活用も有効と考えております。どこに相談すればよいか分からない子供が相談窓口にアクセスしやすくなるよう一人一台配備された端末で困り事等を入力することにより適切な相談窓口を表示できるシステムの構築に取り組むほか、教員が児童生徒の心の変化を含めた健康状況等を把握しやすくするためのICTツールの活用を市町教育委員会と連携し推進してまいります。
 県教育委員会といたしましては、こうした取組を通じ一人一人がかけがえのない存在である子供の尊厳が守られる環境づくりに向けて、いじめ対策の推進に一層取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp