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本会議会議録

議会補足文書

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平成26年12月静岡県議会定例会
橋本 一実(厚生委員会)委員長報告
発言日: 12/19/2014
会派名: ふじのくに県議団


○議長(多家一彦君) 次は、厚生委員会委員長 橋本一実君。
       (三十一番 橋本一実君登壇 拍手)
○三十一番(橋本一実君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百六十四号議案「平成二十六年度静岡県一般会計補正予算」外五件であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、第百八十号議案「静岡県薬物の濫用の防止に関する条例」に規定する県民からの通報等の窓口の体制についてただしたところ、当局から、危険ドラッグに関する通報・相談を一元的に受け付ける窓口を県庁の薬事課内に十二月十九日から開設する、危険ドラッグ乱用者等からの相談は専門医療機関等へ紹介するほか販売等に関する通報は県警察本部との合同立入調査等に結びつけていく、危険ドラッグ撲滅に向け県民から寄せられる通報・相談に迅速的確に対応できる窓口としていきたいとの答弁がありました。
 次に、議案第百六十四号及び第百七十六号に関し地域医療介護総合確保基金を活用した在宅歯科医療連携体制整備事業の内容についてただしたところ、現在、在宅で療養している要介護者の七四・二%の方が歯科治療をできずにいることから、今年度から三年間、在宅歯科診療機器整備の助成を行い、おおむね中学校区に一つ、全県で二百五十件を目安に診療の拠点を整備していく、あわせて在宅歯科医療推進窓口の設置、認知症や知的障害者に対する歯科診療の実地研修等を推進し在宅歯科診療が円滑に実施できる体制を整備していきたいとの答弁がありました。
 次に、放課後児童クラブにおける待機児童解消に向けた取り組みについてただしたところ、各市町において放課後児童クラブの利用見込みの調査を行い、市町の子ども・子育て支援事業計画を策定し、放課後の児童の生活できる場を確保することとしている、放課後児童クラブは学校の敷地内や隣接地に設置することが望ましいことから場所の確保が課題となっており、今後教育委員会等と調整して余裕教室等を活用し、子供たちの居場所の確保に努めていきたいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百九十一号に関し静岡県総合健康センターの指定管理者への応募状況、エボラ出血熱発生時の体制整備、ひきこもり支援計画策定の検討、難病患者介護家族リフレッシュ事業の拡充における市町との連携などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 がん患者のリハビリテーションの取り組みについてただしたところ、静岡がんセンターは専門医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置し、リハビリテーション科を標榜した我が国初のがん専門病院であり、開院当初からがん患者のリハビリテーションに取り組んでいる、手術前後のリハビリテーションは通常合併症の予防や早期回復を目指して行われるが、全身の状態が悪く機能の改善が難しい場合でも療養生活の質の向上につながり、がん治療において重要な役割を果たしている、このような静岡がんセンターなどの臨床実績が評価され、平成二十二年の診療報酬改定に新たに盛り込まれたことから全国的に取り組みが進められている、静岡がんセンターでは県内の医師、理学療法士等百八十七名の参加を得て今年度も研修会などを開催しており、今後もノウハウを生かしてがん患者のリハビリテーションを広めていくとの答弁がありました。
 そのほか、看護師確保のための働きやすい勤務支援体制の整備などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百六十四号、第百七十一号、第百七十六号、第百七十九号、第百八十号及び第百九十一号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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