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本会議会議録

議会補足文書

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令和3年6月静岡県議会定例会
藤曲 敬宏(厚生委員会委員長)委員長報告
発言日: 08/16/2021
会派名: 自民改革会議


○議長(宮沢正美君) 次は、厚生委員会委員長 藤曲敬宏君。
       (十九番 藤曲敬宏君登壇 拍手)
○十九番(藤曲敬宏君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十三号議案「静岡県がんセンター局の一般職の任期付職員の採用に関する条例」外二件であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、新型コロナウイルス感染拡大に備えた医療提供体制の確保策についてただしたところ、当局から、県内の全病院に対して重症・中等症患者の病床確保と回復患者の受入れについてさらなる要請を行った、要請に基づく病床確保では稼働病床に対して一・五倍の空床確保料を支払うとともに後方支援病院についても一日一床一万六千円支払うこととしており、病床と併せて医療従事者の確保も進めていただく、また軽症者等を受け入れる宿泊療養施設は三か月ごと契約を更新していることから感染状況を踏まえ早めに契約の延長を交渉するとともに、新たな対象施設の候補についても施設要件等を確認していくとの答弁がありました。
 次に、新型コロナウイルスワクチンの配付に関する県民への情報提供及び六十四歳以下を対象としたワクチン接種支援についてただしたところ、これまで市町に対しては国から県に配付されるワクチン数を基に市町ごとの配付数を情報提供してきたが、今後は市町間の競争をあおることにつながらないよう注意しつつ、市町に了解を得た上で市町ごとの配付数を県民に知らせていきたい、また六十四歳以下を対象としたワクチン接種支援については接種対象に就業者が多くなってくることから個別、集団及び職域接種支援においても就業者の接種機会をしっかりと確保できる取組を進めていくとの答弁がありました。
 次に、議案第八十六号に関し政令市に移譲した届出書の受付事務を電子化により一部県に戻すことについて政令市との調整状況及び今後電子化される対象事務の見込みについてただしたところ、事務の一部除外については政令市への情報提供及び説明を行ってきたほか事業者への周知について協力頂くなど円滑に調整を進めてきた、今後許可申請においても拡充が見込まれるとの答弁がありました。
 そのほか、本県の健康課題の解決に向けた新たな取組となるヘルスオープンイノベーション静岡の内容、ふじのくに少子化突破展開事業の今後の方針、児童虐待相談件数の増加への対応状況、熱海市土石流災害の被災者に対するこころのケアの内容、地域包括ケアシステムの課題などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 議案第八十三号に関し条例制定の目的及び影響についてただしたところ、医師免許取得後七年以上経過した研修医であるチーフレジデントの身分や処遇を改善し採用を確保することが目的である、チーフレジデントは現在静岡がんセンターにおいて高度で専門的な研修を二年間受け多くの診療行為を任されている、現在チーフレジデントの採用が難しくなっているが条例の制定により将来のがんセンターの中核となるスタッフを確保でき、また医師の内部登用によって患者は同一の医師による診療が継続される、そして身分変更により常勤医と同じ勤務が可能となり在籍する常勤医の負担軽減につながるなどの利点があるとの答弁がありました。
 そのほか、令和二年度決算における収支差に対する考えなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十三号、第八十六号及び第九十六号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定しました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp