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本会議会議録
議会補足文書
令和２年６月静岡県議会定例会
| 藤曲 敬宏（産業委員会委員長） 【 委員長報告 】 発言日： 06/18/2020 会派名： 自民改革会議 |
○議長（山田 誠君） 次は、産業委員会委員長 藤曲敬宏君。
（十七番 藤曲敬宏君登壇 拍手）
○十七番（藤曲敬宏君） 産業委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第八十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」であります。
委員から、新型コロナウイルス感染症に係る緊急金融支援関連事業費の利用状況及び融資決定までのスピードについてただしたところ、当局から、国連携貸付けと経済変動対策貸付新型コロナ枠があるが大多数の企業が初めに国連携の貸付けを利用しており、五月一日から六月十五日までで一万七千三百七十一件、二千七百八十三億円余の申込みがあった、地域別では東部、中部、西部ほぼ三分の一ずつと偏りはなく業種別では建設業、卸小売業、製造業の利用が多くなっているが全体的に見ると幅広い業種が利用している、また経済変動対策貸付新型コロナ枠は四月二十八日から六月十五日までに五百九十件、約二百二十二億円の申込みがあった、地域別では東部が半数を占めている、業種別では製造業、卸売小売業が多くなっているが西部で製造業、東部で宿泊・旅行業が多くなっている、申込みから決定までのスピードについては五月一日から国連携貸付けの制度がスタートしてゴールデンウイーク直後から申込みが殺到しているため、信用保証協会の審査は八営業日から十営業日程度必要だが協会では審査部門の増員、土曜日の営業、日曜日の窓口設置、支店ごとの担当の役員を配置する等様々な対策を取ってスピードアップを図っているとの答弁がありました。
そのほか、医療機器産業基盤強化推進事業における中長期的展開、強い農業・担い手作り総合支援交付金により整備を予定している施設や設備などについても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果としましては議案第八十四号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定しました。以上で委員長報告を終わりにします。（拍手）
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