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令和4年2月静岡県議会定例会 質問
質問者: | 蓮池 章平 議員 | |
質問分類 | 質疑 | |
質問日: | 02/21/2022 | |
会派名: | 公明党静岡県議団 | |
質疑・質問事項: | 1 第七七号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」について o 新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成 |
○議長(宮沢正美君) 次に、七十番 蓮池章平君。
(七十番 蓮池章平君登壇 拍手)
○七十番(蓮池章平君) 私は、公明党静岡県議団を代表して第七十七号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」について質疑を行います。
本県の新型コロナウイルス感染症の感染状況は一月二十日に新規感染者数が千人を超え、一月二十一日にはまん延防止等重点措置の適用を国に要請、一月二十七日からまん延防止等重点措置が適用されました。この間飲食店に対する営業時間短縮要請による人流抑制や県民に徹底した感染対策の要請などあらゆる感染拡大防止対策を講じてきましたが、高齢者施設や保育園、幼稚園、学校などでクラスターが発生するなど二月五日に二千人を超え、この一週間の平均でも約千四百四十八人と新規感染者数が高止まりし緊迫した状況が続いています。二月十五日にはまん延防止等重点措置の延長を国に要請、三月六日まで延長することが決まりました。
我が会派も先週十八日に知事に対して協力金、応援金の支給延長とともに延長により影響を受ける事業者への支援拡充、感染拡大の抑制対策、子供の心のケア、三回目のワクチン接種の推進など十一項目にわたる緊急要望を行うとともに、山梨県における自宅療養者の経過観察システムで迫する保健所業務の改善と安心して自宅療養できる体制の整備なども提案をいたしました。追加で提案される補正予算には協力金、応援金の延長以外にも感染拡大防止の対策予算を期待をしておりましたので拍子抜けの感が拭えません。
BA2などの新たな変異株の発生、拡大も懸念をされますので引き続き緊張感を持ち感染拡大防止対策に当たっていただきたいと思います。
さて、補正予算に計上されました新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成について伺います。
三月六日まで十四日間で補正額八十八億七千七百万円が計上されておりますが、この積算の根拠と支給対象となる飲食店のうちどれくらいの飲食店が協力頂けると考えているのか伺います。
次に、中小企業等応援金事業費助成についてであります。
三月六日までの延長と三月分は期間が短いわけですが、二月二十日までの延長前とほぼ同等の三億七千三百万円が計上されています。
そこで、予算計上の積算根拠と支給対象となる個人、法人はどれくらいになると想定しているのか伺います。以上、答弁を求めます。
○議長(宮沢正美君) 藤原危機管理監。
○危機管理監(藤原 学君) 蓮池議員にお答えいたします。
第七十七号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成及び中小企業等応援金事業費助成についてのうち、新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成であります。
飲食店への協力金支給に関する予算の積算根拠等につきましては、まず昨年八月八日から十九日のまん延防止等重点措置に係る協力金の支給実績を基にした一店舗一日当たりの協力金の額と今回延長された協力日数十四日を掛け、申請が見込まれる飲食店の数をそれに掛けまして協力金を算出しております。これにコールセンター、見回り、書類審査等の業務委託や通信費等に当たる事務費を加えて八十八億七千七百万円を積算したものであります。
また、支給対象となる飲食店のうち要請に協力していただき協力金の申請を見込む飲食店の数は一万六千八百店舗としており、昨年のまん延防止等重点措置に係る協力金の申請実績に基づくものであります。以上であります。
○議長(宮沢正美君) 三須経済産業部長。
○経済産業部長(三須敏郎君) 次に、中小企業等応援金事業費助成についてであります。
二月、三月を対象月として給付を行う今回の事業継続応援金につきましては、前回八月、九月と同様月単位で売上げ減少率等の要件を満たせば業種や地域を問わずまん延防止等重点措置の影響を受ける幅広い事業者が対象となります。想定される三月分の申請件数は前回の応援金の申請状況や売上げ動向に関する民間の調査データ等を総合的に考慮して積算した結果、個人約三千件、法人約二千件の合計約五千件と見込んでおります。この申請見込み件数に法人十万円、個人五万円の給付額を掛け合わせ事業継続応援金の給付総額を算出しております。
そのほか、コールセンターや書類審査等の業務に係る事務費を加えて三億七千三百万円の事業費を計上しております。以上であります。
○議長(宮沢正美君) これで蓮池章平君の質疑は終わりました。
以上で質疑は終わります。
お諮りします。
本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(宮沢正美君) 異議なしと認め、そのように決定しました。
討論については通告がありませんので、討論はなしと認めます。
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