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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

蓮池 章平 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/29/2016番目)
答 弁 者教育委員長


○教育長(木苗直秀君) 教育行政についてのうち、本県教育の方向性についてお答えいたします。
 私は、昨年の五月の教育長就任からこれまでさまざまな機会を通じて学校現場や市町教育委員会等を訪問し児童生徒、保護者、地域の方々、教職員からの生の声をお聞きするとともに、総合教育会議の場において川勝知事と率直な議論を行ってまいりました。とりわけ教育現場との意見交換を通じ、本県が目指す有徳の人づくりを一層推進するためには学校、家庭、地域、社会がそれぞれの役割を担い連携をさらに強化することが必要不可欠であると改めて認識いたしました。
 このため、教育の原点は家庭にあることからまず家庭の教育力の向上に努めるとともに、地域の人々に支えられ地域とともにある学校づくりを進めるためコミュニティスクールや学校支援地域本部の導入促進に積極的に取り組んでまいります。
 さらに、総合教育会議での議論を踏まえ国際感覚が豊かな人材やものづくり県しずおかを担う人材を社会総がかりで育成するために、ふじのくにグローバル人材育成基金の創設を今議会にお諮りしております。この基金を活用し家庭の経済状況にかかわらず、また公立、私立を問わず意欲のある高校生を幅広く支援してまいります。
 地方創生が叫ばれる中、ふじのくに「有徳の人」づくり大綱が策定されたことにより教育の目標や施策の基本方針がより明確に示されました。本県の教育行政におきましては小学校、中学校、高校、特別支援学校の児童生徒の学校生活の一層の充実を図るとともに、誰もが自分らしく夢と希望を持てる社会の構築に参画できるようそれぞれのライフステージで静岡ならではの学びの場を提供し、国内外の各分野で活躍できる多様な人材の育成を推進してまいります。
 次に、障害がある人への支援についてのうち、特別支援教育の環境改善についてであります。
 県内に十校あります高等部分校には、現在五百三十人ほどの生徒が在籍し共生・共育の考えのもと、就労を含む社会参加を目指した授業とあわせ行事や日常的な触れ合いなどを通した交流にも力を入れております。分校生徒とともに学校生活を送った高等学校の生徒からは進路先として福祉関係や特別支援学校の教員を目指しますといった声も聞かれ、分校設置が共生社会の形成に効果的な側面もあると考えています。
 議員御指摘のとおり、特別支援学校高等部分校を希望する生徒が多い地区につきましては定員の関係から入学できない事例が出ていることは承知しておりますが、そうした生徒には本校を再度受験できる仕組みとなっております。当面の対応としては地区によっては入学者数の状況が年度ごとに異なることから学区の柔軟な取り扱いについて検討を進めるなど、できるだけ希望に沿った教育が受けられるよう努めてまいります。
 さらに、新たな分校や本校の設置につきましては現在見直しを進めている整備計画の中で将来的な生徒数の推移をもとに高校の余裕教室の活用や学校跡地、県有地の利用などを初め多様な整備の手法を検討してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp