• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

ここから本文です。

本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成29年9月静岡県議会定例会
遠藤 行洋(企画文化観光委員会)委員長報告
発言日: 10/12/2017
会派名: ふじのくに県民クラブ


○三十番(遠藤行洋君) 企画文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百一号議案「平成二十九年度静岡県一般会計補正予算」外一件であります。
 最初に、文化・観光部関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第百三号に関し静岡県富士山世界遺産センターの設置に当たり来客が多く見込まれる高齢者層の観覧料及び開館に向けた取り組みについてただしたところ、当局から、七十歳以上の方の観覧料については施行規則で減免措置を定めることとし、障害のある方や介護者等を含め観覧料を全額免除し企画展示の場合は観覧料の二分の一を免除する予定である、またセンターの開館に向け東京や名古屋で開催された観光商談会に参加し多くの旅行業者等との面談を通じて関心を持っていただき、中には開館直後からツアーの実施を希望する旅行業者もいるなど旅行業界の動向や要望等を把握することができた、今後も旅行業界との継続的な情報交換を行い、センターのPRに努めていくとの答弁がありました。
 次に、日本代表テストマッチを踏まえたラグビーワールドカップ二〇一九の準備状況についてただしたところ、課題として挙げられた外国人客に対する案内表示についてはエコパで開催されるトップリーグにおいて外国人モニターによる調査を行い交通アクセスやスタジアムの案内等に反映させる、また交通輸送については警察、交通事業者等から成る専門委員会において掛川駅からのシャトルバスやパークアンドバスライドなどのあり方を検討し今年度は基本計画を、来年度には実施計画を策定する、さらにファンゾーンについては組織委員会からガイドラインで示された日常的に人通りが多く誰もがアクセスしやすい場所であること、パブリックビューイングや物販のスペースを確保できる広さがあることなどの条件に合致する場所を調査し、市町等と十分に調整を行いながら準備を進めていくとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百一号に関し観光人材確保緊急対策事業費の内容、東静岡駅南口県有地への文化力の拠点の形成に向けた今後のスケジュール、総合計画後期アクションプラン評価書案に関し留学生支援の今後の取り組み、ことしの夏の富士登山者数及び富士山保全協力金の状況などについても質疑等がありました。
 次に、知事直轄組織関係について申し上げます。
 まず、次期総合計画骨子案に関し富士の国という表現の適否及び静岡県というブランド力の重要性、基本理念に掲げるドリームズ カム トゥルー イン ジャパンの県民生活との関係性、政策体系における行政経営の位置づけについてただしたところ、富士の国については富士山の姿を体現した富国有徳の基本理念を漢字を用いてより明確に示したものである、また静岡県というブランド力は十分認識しているが外部に発信する際の有効性や県全体の一体性を高めるためには別の名称を用いることも一つの手段と考えている、ドリームズ カム トゥルー イン ジャパンについてはミニ東京を目指すのではなく世界の中の静岡県という視点に立って人々が人生の夢を実現し幸せを実感できる地域づくりを進めていくという考え方を示したものである、行政経営については政策の一つというより全体を支える基盤と位置づけており、目標設定や進捗管理についての記載方法を検討しているところである、次期総合計画の策定に当たっては本県の課題や時代の潮流を踏まえつつ、さまざまな意見を伺いながら検討していくとの答弁がありました。
 次に、総合計画後期アクションプランの総括評価並びに分野別評価としての地域外交の成果及び今後の展開についてただしたところ、総括評価の概要としては数値目標の五九%が目標達成に向けて順調に進捗し主な取り組みも九七・四%が順調に進捗しているが、分野別に見ると有徳の人づくりや和を尊重する暮らしの形成など課題が残る分野もあると認識している、地域外交の成果については本県とモンゴルとの交流が進む中で焼津市や伊豆の国市など県内各地で友好提携を結び、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致が実現した、また中国浙江省との三十五年の長きにわたる交流や韓国忠清南道との青少年、農業、防災分野での交流等に取り組んできたことにより県民の異文化への理解促進と国際化が図られていると考える、さらに今後はインドとの交流の可能性を調査するとともに具体的な交流先や分野についても検討していくとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百一号に関し国際化総合推進費の内容、多文化共生施策の進捗評価、県民幸福度調査の次期総合計画への活用見込み、県政世論調査結果の詳細などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百一号及び第百三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp