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本会議会議録

答弁文書

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令和4年9月静岡県議会定例会

飯田 末夫 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2022番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(太田博文君) 安全で美しい県土環境保全事業の取組についてお答えいたします。
 河川、道路における除草は、近年労務費の高騰などの影響により除草が行き届かない区間が発生していることから、新たに安全で美しい県土環境保全事業を創設し二年間で集中的に支障木の伐採や除草、防草対策を実施することといたしました。
 河川では、従来の肩掛式と比べ作業効率が約五倍となるリモコン式草刈機を本格導入する準備として当事業により繁茂が著しい草木や樹木の伐採を行います。これにより治水上重要な区間で除草が必要な面積約三百六十万平方メートルのうち、年間の除草実施面積をこれまでの約百七十万平方メートルから約二百七十万平方メートルに拡大することが可能となります。
 道路では、安全対策が特に必要な交差点部や景観に配慮すべき観光地の道路で除草後にコンクリートやシート等で覆うことで雑草を生えさせない防草対策を集中的に実施し、除草が必要な面積を約百三十万平方メートルから約百十万平方メートルに減らすことにより目標とする年二回の除草が可能となります。
 県といたしましては、河川、道路における除草を適切に実施するとともにリモコン式草刈機の導入可能範囲のさらなる拡大や防草効果の検証、新技術の活用による効率化に継続的に取り組み県民の皆様の安全で快適な河川空間、道路空間の確保と良好な景観の形成に努めてまいります。
 次に、浜名湖湖岸堤の美しい景観に配慮した維持管理についてであります。
 浜名湖湖岸堤につきましては、これまで高波浪等で被災した箇所の所有者が随時復旧するなど事後保全による維持管理を行ってまいりました。予防保全への転換を図るためには民間所有の湖岸施設の取扱いを定める必要があることから、これまでに県は勉強会を設置し湖岸施設の損傷状況や埋立て等の土地利用の変遷、官民の所有区分等を調査し湖岸施設の維持管理における課題や対応を検討してまいりました。
 民間所有の湖岸施設につきましてはその所有者に維持管理していただくことが基本でありますが、これまでの勉強会における検討を踏まえ施設の老朽化が著しく高潮や津波等により施設が被災した場合、背後の公共施設等に大きな影響が想定される箇所に限定し施設の所有権を県に移した上で修繕を行うこととしております。湖岸堤の修繕に当たりましては、令和二年三月に策定した浜名湖景観形成行動計画の景観形成方針の一つである湖岸と一体となった景観づくりに基づき浜名湖岸の美しい周辺景観と調和した形態や色彩とするなど良好な眺望景観の形成に努めてまいります。
 県といたしましては、今後策定する仮称浜名湖水辺整備計画に湖岸堤の維持管理方針を盛り込むとともに、浜松市、湖西市及び関係団体等の声を聞きながら美しい浜名湖の景観に配慮した湖岸堤の適切な維持管理に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp