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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年4月静岡県議会臨時会

田口 章 議員(ふじのくに県民クラブ)の 質疑 に対する答弁

(質問日:04/28/2020番目)
答 弁 者健康福祉部長


○議長(鈴木利幸君) 藤原健康福祉部長。
       (健康福祉部長 藤原 学君登壇)
○健康福祉部長(藤原 学君) 感染拡大防止対策のうち、新型コロナウイルス感染症対策事業費についてお答えいたします。
 今後の感染拡大に対応するため新型コロナウイルスPCR検査につきましては、民間検査機関等へ委託することで検査稼働数を一日三百八十九件に強化し現在適切に対応しております。またさらなる感染拡大に備え段階的に一日千件まで検査が可能となるよう体制を拡充してまいります。
 この検査の充実に伴い軽症や無症状の患者が増加することが予測されることから重症度に応じた病床等のさらなる確保が必要となります。病床の確保につきましては、県内の各圏域において患者を受け入れることができるよう一般の医療機関との調整を進めており、軽症者等を受け入れるための宿泊施設につきましては、当面東部、中部、西部にそれぞれ百人程度の確保を進めてまいります。保健所の増員対応に当たりましては保健所の業務執行方法の見直しを併せて行っております。増加が見込まれる積極的疫学調査に対応するとともに、県民の皆様が必要とされるサービスを提供できるよう取り組んでまいります。
 オンライン診療の活用推進につきましては、今回の補正予算には含まれておりませんが院内感染防止に有効でありますことからオンライン診療を実施する医療機関を取りまとめ県のホームページに掲載し必要な方が利用できるよう支援してまいります。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策事業費助成についてであります。
 新型コロナウイルス感染症が拡大する中医師や看護師等の医療従事者の皆様が自らの感染リスクを顧みず感染予防や診療などに日夜従事し地域医療を支えておられることに心から敬意を表します。今回計上した補正予算では医療従事者を感染から守り安心して治療に専念できるよう防護関連用具や衛生材料の確保などに取り組むこととしております。医療従事者の負担軽減のための財政支援につきましては、心や体のケアなども含め他県の事例を参考に医師会や病院協会など関係団体を通じて現場の声を伺い今後の取組を検討いたします。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策衛生資材整備事業費についてであります。
 今回の補正予算につきまして、高齢者施設をはじめ障害者施設、医療施設等に対し一か月分の需要調査を実施し現場の御要望に応じた必要量の二か月分を確保することといたします。今後需給状況の迫が解消されない場合には六月補正予算において追加して対応することといたします。現在衛生用資材は調達しにくい状況にあり多方面からの調達に努めておりますが、新たに衛生用資材の生産に乗り出す県内企業が見られますので、このような企業などから優先的に調達する仕組みを検討し確実な調達につなげてまいります。
 次に、県民生活支援についてであります。
 生活福祉資金貸付推進事業費助成につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け三月二十五日から対象世帯を拡大した特例貸付けを開始し、この三週間で九百六十五件とリーマンショック時の一年間の件数に迫る貸付けを行っております。今後貸付件数の大幅な増加が見込まれますことから、補正予算を計上し静岡県社会福祉協議会に追加で助成を行い現在の貸付原資と合わせリーマンショック時の貸付金額を上回る総額約六十億円の貸付原資を用意いたします。
 また、貸付窓口の相談体制への支援につきましては、特例貸付に対応できる専用の相談窓口の開設や相談員の増員にかかる経費等も含めて助成いたします。県といたしましては、今後も国や静岡県社会福祉協議会と密接に連携し生活費にお困りの方の需要に迅速かつ的確に応えられるよう支援してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp