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本会議会議録
答弁文書
令和４年６月静岡県議会定例会
杉本 好重 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁
（質問日:06/20/2022番目）
| 答 弁 者 | ： | 企業局長 |
○議長（藪田宏行君） 小野田企業局長。
○企業局長（小野田裕之君） 水道事業におけるＤＸへの取組についてお答えをいたします。
企業局では、ＩＣＴ等の先端技術を活用し業務の効率化を図るとともに、水質管理の安定性や危機事案への対応力を向上させるべく水道事業におけるデジタル化に取り組んでおります。
具体的には、議員にも御覧頂きました遠州水道の寺谷浄水場におきまして消毒用塩素の注入を自動化するシステムの導入に向けデジタル戦略局の支援を得て実証事業に着手をしております。これは現在職員が気象や水質など様々な因子を基に決定している塩素の注入量をＡＩにより決定するもので、高い品質を維持しながら水質管理の大幅な省力化が可能となります。
また、災害時におきましても迅速かつ正確な対応ができるよう管路情報に三次元点群データの活用を検討しているほか、検針業務の自動化や水使用量の見える化といったユーザーの利便性向上を目指しスマートメーターの導入も開始をしております。
企業局といたしましては、今後も様々な業務プロセスにデジタル技術を積極的に導入することでコストの削減を図りながら、水の質、業務の質、サービスの質をさらに向上させ将来にわたる廉価で安全・安心な水の安定供給に努めてまいります。以上であります。
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