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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

江間 治人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/26/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 文化財の保存と活用に向けた取り組みについてお答えをいたします。
 磐田市には本県を代表する国指定特別史跡である遠江国分寺跡を初め有形無形の多くの文化財があります。議員御指摘のとおり、まちのにぎわい創出に向け地元ボランティアが協働して国分寺まつりを毎年開催するなど地域ぐるみで保存と活用が進められており大変すばらしい取り組みであると感じております。
 本県には、遠江国分寺跡のほかにもデスティネーションキャンペーンの特別企画におきまして伊豆の国市の願成就院や静岡市の久能山東照宮が旅行目的地として紹介されるなど地域の文化財には人々を引きつける大きな魅力があります。このほかにも個人所有、管理の文化財が多数あります。
 これらの文化財は、これまでは代々地域に受け継がれあるいは所有者の個人の努力で保存管理されてきたものですが過疎化、少子高齢化などの社会情勢の変化により今後持続可能な形で誰が保存管理するのかということが社会課題になってきました。
 このような状況の中、国はこの四月文化財保護法を改正しました。改正の目的は地域における文化財をまちづくりに活用しつつ社会総がかりで継承に取り組んでいく仕組みを構築するためのものです。
 県では、この法改正に基づき文化財の保存と活用の基本的な方向性を示す静岡県文化財保存活用大綱を本年度中に策定します。この大綱では保存と活用に関する基本的な方針や市町への支援方針、防災、災害発生時の対応、地域に根差した保存と活用の推進体制などの方策を盛り込んでまいります。大綱策定の上は市町への支援など大綱に沿った文化財の保存活用に向けた施策を一層推進してまいります。
 あわせて、市町に対し地域計画の策定を働きかけるとともに、文化財の所有者、住民、観光事業者などの多様な関係者の皆様の御意見を十分に取り入れた市民協働による文化財の保存や活用への取り組みを促進し、美しいふじのくにの文化財を県民総がかりで守り誰もが親しみながら未来につなぐ仕組みづくりを推進してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp