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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

中澤 通訓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2023番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○農林水産担当部長(櫻井正陽君) サクラエビ漁についてお答えいたします。
 近年の不漁への対応として県や漁業者が連携して資源状況の調査分析を行っており、それを踏まえて漁業者自らが厳しく操業制限に取り組んだ結果、漁獲量は徐々に回復傾向を示しております。
 新しい「駿河丸」を用いた調査につきましては、昨年夏に卵や幼生の分布を調査し富士川流域で降雨があった後の駿河湾の濁りの状況と比較したところ、幼生等が分布する深さには濁りが及んでいなかったことからサクラエビの生育への影響は極めて少ないものと考えられます。また洋上で船の位置や進路を細かく制御できる新機能により従来より正確な調査点で試料採集できるようになりました。現在、卵や幼生を複数の深さで一度に採集できる機器について駿河湾の海洋特性を反映した綿密な動作調整を行っており、来年度の本格稼働後は効率的かつ高精度に資源状況を調査分析してまいります。
 禁漁期間につきましては、昭和三十四年に産卵期等を基に六月中旬から九月下旬までの期間が決定をされております。近年は気候変動等により海洋環境が大きく変化しておりますが、毎年度行っている資源調査では現在も禁漁期間中の産卵が特に多いことが確認されております。
 一方、長引く不漁の中漁業者からは禁漁期間の変更を求める声も伺っており、漁業者や加工業者の経営とサクラエビ資源の維持、回復を両立するためにはどのようなルールが適切なのか科学的知見も踏まえながら検討してまいります。
 県といたしましては、駿河湾の貴重な地域資源であるサクラエビを守り漁業者の持続的な経営を全力で支援してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp