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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年9月静岡県議会定例会

伴 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2018番目)
答 弁 者知事


○知事 (川勝平太君)  伴卓議員にお答えいたします。
 わかりやすい御質問ありがとうございました。
 静岡県の新ビジョン達成度の県民へのわかりやすい周知についてであります。 できる限りわかりやすく御説明申し上げたく存じます。
 私は、 平成二十三年度に本県では初めてとなる取り組みでございますが総合計画の評価を導入いたしました。 計画をつくり発表しそれで終わるということでは、 計画の意味がないということから評価というものを制度として導入したわけでございます。 以来計画を外部の視点で施策の効果を検証するということで、 また硬直的に捉えることなく、 常に必要な見直しを行いながら計画の実効性を高めていくという姿勢で県政運営に全力を傾注してきたところであります。
 この平成二十三年度の計画は平成二十九年度に終了いたしました。 十年計画だったわけですけれども実質七年と一カ月で前倒しでできたということでございます。
 今年度は新しいビジョン、 これの全体のタイトルは美しいふじのくにづくり、 人づくり・富づくりと題しておりますけれどもこれをスタートさせる年になっております。 これにつきましてもチェックをしていただく必要がございますので、 来月十月には行政評価の専門家で組織する評価部会を開催していただきます。 また同じく十月には県内各界各層の代表者の皆様で組織する総合計画審議会で評価をしていただきます。 さらにこの県議会におきましては、 十二月の定例会の全常任委員会におきまして新ビジョンに掲げる施策が確実にスタートダッシュできているのかどうか、 また社会経済の情勢の変化に的確に対応できているかなどの視点から評価をいただき、 そしてそれらをまとめまして来年の二月にふじのくにづくり白書として御報告を申し上げるという段取りになっています。
 また去る九月八日、 九日には県民の皆様が主体となったふじのくに士民協働施策レビューというのを開催いたしました。 これは平成二十一年から毎年やっておりまして名前は変わってまいりました。 最初は何て言いましたっけ、 事業評価、 事業仕分け、 それが事業レビューになって今回士民協働施策レビューとなったわけでございますが、 これは全国でも十年間やっているところは何と本県だけになりました。 過去の平均参加者が百七十三名でありましたが今回は百九十二名という方が評価者に参加していただきまして、 そして評価してくださったこうした方々からは今後も継続してこうした施策レビューをしていくべきかと実施すべきと思う人の割合が九〇%、 それからレビューに参加して県との相互理解と信頼感は変わりましたかというアンケートに対しまして、 信頼感等が増した人の割合が七三・二%ということでございました。
 こうしたことを通しまして、 まずは新ビジョンに対する御理解を深めていただきました上で議論をいただいてその結果をこちらで集約をいたしまして施策改善に反映するという、 これは実は全国で初めての取り組みであります。
 このように、 県議会を初め県民や有識者の皆様の御意見を反映した評価結果や施策の改善について来年二月にふじのくにづくり白書として公表するということでございます。 しかしこれも分厚いので読む人もないのではないか、 わかりにくいのではないかという御指摘はもっともなところもございます。
 そこで、 この公表の仕方についてではございますが伴議員の御指摘も踏まえまして新ビジョンの基本理念、 特に目指す姿を県民の皆様がわかりやすく御理解いただけるように概要版を新たに作成するなどいたしまして工夫を加えます。 さらにホームページや県民だより、 ラジオ、 新聞などあらゆる媒体を活用して県の政策をより一層わかりやすい形で知っていただき、 県政に対する理解を深めていただけるように我々全庁を挙げて取り組んでまいります。
 ポスト東京時代というのを八年前にお聞きになったとのことでございますけれども、 御指摘のとおり江戸が東京に改められて東京時代というふうに呼ぶのが適切だということであります。 それ自体がそれ以前が江戸時代、 その前が安土桃山、 室町時代とあるいは平安、 鎌倉とありますけれどもこうした地名によって日本は時代を区分してきたわけですね。 場所が変わったごとに時代の風が変わってきています。 そして既に二十世紀の末に国会等移転審議会が首都機能の移転先も正式に答申してあとは国会議員の先生方が決めるだけの段階になってるんですが、 決められないということをお決めになられて宙ぶらりんになっているのが現状です。 ですからもう既に移転先も決まってますから、 ポスト東京時代というものを構想できるということからそういう言葉を掲げました。
 それから、 ドリームズ カム トゥルー イン ジャパンと何をこんな横文字をという御指摘もあると思いますし、 私もそう思っておりました。 ところがドリカムを知らないでいる伴議員のような世代はいないそうですね。 そのドリカムというのがドリームズ カム トゥルーの略だと、 みんなその歌は親しんでると。 そこまでということであればその意味は夢を実現するということですから、 だったらそれを使いましょうと。 そして英語ですから、 いわば全世界の共通語に等しいですね。 ですからドリームズ カム トゥルー イン ジャパンというのを今度はですね、 世界の中の静岡ということですからこれを掲げようと、 その先頭に立とうということでですね、 世界の中の静岡県を実証するための世界クラスの地域資源とか人材というものを表にして、 今この五年余りで七十七件余りになっておりますけれども文字どおり世界クラスになっているんですね。 ですからこういう標語を使える現実的根拠があるわけです。
 しかし、 それがわかりにくいということでは何もなりませんからそこで今後とも県民の皆様の御理解と御参画をいただきながら毎年度のPDCA――プラン・ドゥー・チェック・アクションというこうしたサイクルでございますので、 こうしたサイクルを回しながら不断の見直しを徹底して、 居心地がよくて誰もが努力をすれば人生の夢が実現できて幸せが実感できるとドリカムですね。 その拠点をこの地に築くべく、 私の持てる力はもちろんでございますけれども皆さんの力を合わせてやってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。

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静岡県議会事務局議事課

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電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp