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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/29/2016番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 県東部を中心とした産業政策についてのうち、CNF関連産業のメッカを目指す取り組みについてお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、まだ助走段階です。しかしCNF関連産業のメッカとなるという決意を立てております。このメッカになることを目指しまして昨年六月、全国に先駆けましてふじのくにCNFフォーラムを設立いたしました。これまでにセミナー等を五回開催しておりますがいずれも定員を大きく上回る参加者があり、地域企業のCNFに対する関心の高さと新素材の利用に関する意欲を実感しているところです。
 そこで、県富士工業技術支援センターを中核的支援機関といたしまして地域企業からの相談に応じるということをいたしますと同時に技術講演会の開催、CNFに関する最先端の情報の提供に努めているところです。
 先月二十五日に、地域企業とCNFを製造する企業とのビジネスマッチングを開催いたしましたが開催の継続を要望する声が強いことからこれも継続して実施することといたしました。さらに多くの中小企業によるCNFを用いた製品開発を支援するため県の研究機関に技術コーディネーター二名を配置いたしまして企業間あるいは大学、研究機関との共同研究や共同開発の推進を図ってまいります。加えて最先端の技術を学ぶため東京大学の磯貝研究室に県職員を派遣いたしますが受け入れてくださることになりました。また京都大学や産業技術総合研究所などの研究者との人的ネットワークの拡大も進めます。
 日本政府も、国家戦略の一つとしてオールジャパンの体制でCNFの実用化に取り組まれることになりました。文字どおり助走から離陸という段階でありますがどこの地域が最初に離陸するかと。私どもが最初に離陸してみせるという決意でございます。それはまず第一に県内に豊富な森林資源があるということでございます。そして製紙産業も日本一集積しているということでございます。さらに二つ目としてCNFの利用ができる多彩な産業も集積していると。第三に磯貝先生が静岡県の御出身であるということです。このマルクス・ヴァーレンベリ賞、これは日本から二人、フランスから一人受賞されたわけでございますけれどもフランスの方も日本人です。ですからまさに日本の得意とするところであり磯貝先生が本県出身者であるということでございますので、磯貝先生も御協力を惜しまないというふうに言っていただいておりますだけに私どもはCNFの製品化、商品化の取り組みを積極的に進めてまいる所存であります。
 今後、富士工業技術支援センターを中心に最先端の知見、技術の集積を進めまして静岡大学や地域の中小企業とも連携して日本そして世界を牽引するCNF関連産業のメッカを目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp