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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

田口 章 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2022番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(山本和毅君) 特殊詐欺未然防止に向けた水際対策についてお答えをいたします。
 初めに、本県におけます昨年の特殊詐欺被害状況でありますが、暫定値で三百七十三件、約七億七千万円と前年に比べ四十四件、約一億四千万円増加をしております。被害者の大半は依然として高齢者でありますが、議員御指摘のとおり成年年齢の引下げを受け消費者トラブルなどで金銭的に困窮した若者が受け子などとして安易に特殊詐欺に加担したり架空料金請求詐欺の新たなターゲットとなったりすることも懸念をされるところであります。
 このような情勢の中、特殊詐欺を撲滅するためにはツイッターなどの若者向けメディアを含め広報啓発活動を強化し県民がだまされないようにするとともに、たとえだまされたとしても犯行グループにお金が渡ることを防ぐいわゆる水際対策を併せて講じていくことが極めて重要であります。
 県警察では、平成二十五年から全国警察に先駆け現金に代えて預金小切手の利用を勧める預手プランを導入するなど金融機関窓口での対策を講じてまいりました。また平成三十年頃からは、コンビニエンスストアなどで電子マネーカードを購入させる手口が増加したことを受けましてコンビニエンスストアの従業員に声かけの御協力をお願いをしてまいりました。
 このほか、ATMコーナーに誘導し携帯電話で指示をしながらお金を振り込ませる手口が多発しておりますことから、金融機関のみならずスーパーマーケットなどATMが設置されている施設管理者の御協力を得ながら積極的に声かけをしていただいているところであります。これらの取組によりまして令和三年中は約四百八十件、約三億円の被害を防止するなどの成果を上げているところであります。
 県警察では、今後とも知事部局をはじめとした関係機関はもとより個人宅を訪問する機会の多い保険業者やタクシー事業者なども含めまして幅広く連携を図り、社会全体で特殊詐欺被害を防止するという機運の醸成に努めながら犯行手口の変化に即応した効果的な水際対策を講じてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp