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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年9月静岡県議会定例会

渡瀬 典幸 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/30/2016番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 中東遠地域に対する産業政策についてお答えをいたします。
 中東遠地域は、輸送用機械、食品、飲料、化粧品などのさまざまな業種が立地する製造業の大変盛んな地域であり、県全体の製造品出荷額の約四分の一を占めるものづくりの集積地であります。
 ものづくり産業のより一層の集積を目指して内陸フロンティアを拓く取り組みを積極的に推進をしております。磐田市の下野部工業団地では次世代自動車の研究開発拠点を整備する企業や県の制度融資である内陸フロンティア推進資金を活用して自動車部品を製造する企業の進出が決定をしております。また本年二月に袋井市が整備を開始した豊沢地区でも工業団地の整備や企業誘致について市と連携をして進めてまいります。
 一方、この地域は、世界農業遺産に認定された茶草場農法によるお茶や日本一の品質や出荷量を誇る温室メロンなど特色ある農業が営まれており、県全体の農業産出額の約三割を占める農業地域でもあります。この地域では日本でもトップクラスの大規模な水田経営が行われております。掛川市では農地中間管理事業を活用して地区の小規模な稲作農家がまとまって農業法人に水田を貸し出して一つの農業法人の経営規模が六十ヘクタールを超えると、こういう例があります。
 県といたしましては、引き続きこのような生産性向上に努めてまいります。
 また、既に農商工連携が進みつつありますが、さらに先端の科学技術を導入しつつ地域の製造業と農業を結びつけ新たな産業や付加価値を生み出していくことが重要です。この六月には農林技術研究所を拠点に製造業の企業、農業法人等で構成する静岡県農業ロボット研究会を設立し、八月三十一日にはキックオフセミナーを開催いたしました。
 引き続き、多様な主体が集まって技術やアイデアを持ち寄り意見交換をする中で、新しい価値や商品が生み出されるといういわゆるオープンイノベーション、この考え方に基づいて新たなビジネスの創出を図ってまいります。
 県といたしましては、今後とも中東遠地域が持つものづくりの力や豊かな地域資源を生かし次世代自動車など成長産業分野を育成するとともに、製造業と農業が融合した新しい産業構造を有する我が国を代表する拠点となるよう目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp