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本会議会議録

議会補足文書

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平成28年9月静岡県議会定例会
良知 淳行(産業委員会)委員長報告
発言日: 10/13/2016
会派名: 自民改革会議


○議長(鈴木洋佑君) 次は、産業委員会委員長 良知淳行君。
       (四十八番 良知淳行君登壇 拍手)
○四十八番(良知淳行君) 産業委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百八号議案「平成二十八年度静岡県一般会計補正予算」外五件であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第百八号に関し産業人材確保・育成プラン策定事業費の内容及び事業の進め方についてただしたところ、当局から、この補正予算は働き方改革を盛り込んだ本県独自の産業人材確保・育成プランを作成するための調査に要する経費である、まず産業基礎調査として農林水産業も含む県内企業三千社を対象に雇用労働や人材育成の課題についてアンケート調査を実施し、あわせて個別調査として二百社を訪問しアンケート調査では踏み込めなかった部分を企業経営者から直接聴取するほか新入社員への聴取を通じてインターンシップの効果検証を行う計画である、その後調査結果の集計、分析、整理を経て来年二月に知事、副知事、関係部局長から成る本部会議を設置し検討を重ね来年八月に同プランの策定、公表を予定しているとの答弁がありました。
 次に、先端農業推進拠点の整備における学術研究機関との連携内容についてただしたところ、農産物の高品質化、高機能化を図るため慶應義塾大学や理化学研究所、県内大学等と連携の充実を図り、例えばAIを使った農業の情報分析によって今まで経験的だったものを見える化する技術など、農業分野の技術にとらわれずこれまで農業に応用できなかった学術的な研究も取り込もうと考えている、またオープンイノベーションに参加する企業等が利用できる多様な分析機器の整備をしていきたいとの答弁がありました。
 次に、水産業関連施設の整備状況についてただしたところ、今回の補正予算では焼津漁協における水産物の品質向上や海外への輸出に向け焼津漁港にある老朽化した冷蔵施設の再整備を行う経費を計上したところである、また本県ではTPPの大筋合意を契機に施設整備を初めとした水産業の体質強化の取り組みを強力に推進しているところであり、例えばいとう漁協においては国及び県の助成制度を活用し現在いとう魚市場の荷さばき施設の整備を行っているほか金融機関の基金を活用した漁協直営食堂の再整備も行うと聞いている、今後も助成制度の活用を念頭に水産関係団体と一体となって施設整備に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
 そのほか、県内の経済の動向と今後の予測、森林認証による経済的な効果、シラスウナギの流通厳格化への対応、静岡ワサビの日本農業遺産認定に向けた取り組みなどについても質疑等がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 議案第百三十五号に関し静清工業用水道事業に多額の補正予算を計上した理由についてただしたところ、静清工業用水道は県内七つの工業用水道のうち最も古く平成二十二年には大規模な漏水事故も発生している、そのほかの工業用水道でも建設から四十年以上経過したものはあるが調査の結果から緊急の更新が必要な管路はなかったため、このたび施設の更新が最も急務でかつ多額の費用を要する静清工業用水道について国の補正予算を活用して重点的に整備することとしたとの答弁がありました。
 そのほか、企業局組織の改編を年度途中に行う必要性、水道施設更新マスタープランの策定状況と今後の進め方などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百八号、第百十号、第百十四号、第百二十七号、第百三十四号及び第百三十五号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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