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本会議会議録

議会補足文書

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平成26年6月静岡県議会定例会
仁科 喜世志(建設委員会)委員長報告
発言日: 07/09/2014
会派名: 自民改革会議


○議長(多家一彦君) 次は、建設委員会委員長 仁科喜世志君。
       (十二番 仁科喜世志君登壇 拍手)
○十二番(仁科喜世志君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十三号議案「静岡県港湾管理条例の一部を改正する条例」外三件であります。
 まず委員から、議案第百二十三号に関し浜名港プレジャーボート係留施設へ指定管理者制度を導入する狙いについてただしたところ、当局から、当該施設は平成二十四年度に完成し平成二十六年四月一日現在四百二十六隻を収容している、指定管理者制度導入により使用許可及び料金徴収等が指定管理者の業務となることから県は放置船の指導に専念できる、指定管理者の候補はマリーナ等を運営している団体を想定しており、自己所有の係留施設との一体管理による作業の効率化を図ることができる、また利用者にとっては民間の運営手法によるサービス向上などが期待できるとの答弁がありました。
 次に、議案第百二十八号に関し都市計画道路沼津三島線跨道橋整備工事の契約額が変更減額された理由についてただしたところ、この事業はJR御殿場線と交差する都市計画道路の立体交差化工事を鉄道事業者である東海旅客鉄道株式会社に委託したものである、この工事はJR御殿場線を運行しながら施工する必要があり、また東海道新幹線に近接している箇所であるため、この二本の鉄道の安全な運行に支障がないよう十分な対策が求められた、このため工事に当たり地質調査を実施したところ非常にかたい溶岩層が複数確認されたため、工事区域全体にこの溶岩層が広がっているという想定で実施設計を行った、しかし工事に着手したところ、この溶岩層は点在しているのみで当初設計の特殊な薬剤を使用して溶岩層を破砕する工法を用いる必要はなく、一般的な機械掘削での施工が可能であり工期も五カ月短縮できることが判明した、この工法の変更により約五億六千万円、工期の短縮により約三億一千万円等の削減が可能となり、全体で約九億三千八百万円の減額となったものであるとの答弁がありました。
 次に、昨年十月十五日に発生した県道静岡焼津線焼津市浜当目地内の地すべり災害の復旧方針についてただしたところ、崩落以降計測業務を継続した結果、ことし四月に地すべり面の大きさや深さなどが判明した、今月中旬に実施する国土交通省と財務省による災害査定において、地盤の脆弱な区間を避けトンネルを設置する復旧方法を提案する予定である、この案が認められ所定の手続を経た場合、工事着手は平成二十七年三月となり完成までにはおおむね三年程度を要する見込みであるが、住民等の不便を一日も早く解消すべく努力していくとの答弁がありました。
 次に、浜松市沿岸域防潮堤の整備状況と今後の方針についてただしたところ、砂浜の保全や景観への配慮から保安林をかさ上げする工法を基本とし、今年度はたこ揚げ会場の西側約五キロメートル区間の本体工事に着手した、今後の整備に向けては地元代表、学識経験者及び行政関係者等で組織する浜松市沿岸域防潮堤整備に係る自然環境検討委員会において、砂浜の保全や貴重種の保護など環境対策について検討を進めるとともに、景観や利用者への配慮等を踏まえ整備ルートや構造を決定し早期完成を目指していくとの答弁がありました。
 そのほか、沼津駅付近鉄道高架事業への取り組み、天竜浜名湖鉄道への支援策、優良農地の確保策、公共施設の長寿命化、中部横断自動車道開通を見据えた清水港のポートセールス、レベルツーの津波に対応するための静岡モデルの進捗状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百二十三号、第百二十六号、第百二十八号及び第百二十九号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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