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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年9月静岡県議会定例会

多家 一彦 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2018番目)
答 弁 者文化・観光部長


○文化・観光部長 (渡邉眞一郎君)  富士山保全協力金についてお答えいたします。
 富士山保全協力金は、 富士登山をされる皆様に富士山の世界遺産としての顕著な普遍的価値を御理解いただき富士山の保全の協力者になっていただくため実施しているものであり、 県では多くの方に御協力いただけるよう制度の目的や使途についての周知に取り組んでまいりました。
 まず、 事前周知の取り組みとして、 ツアー会社等を対象とした説明会を開催するとともにインターネットを活用して国内外に情報発信しております。 また現地受付におきましては、 協力金の使途等を多言語で紹介したパネルを設置するなどして制度の周知を図りました。 これに加え本年度は、 富士宮口で協力金の受付人員をふやすとともに登山道脇にも受付所を設けたほか、 三つの登山口の各受付所に雨よけのテントと荷物置き場を用意して登山者の皆様に協力していただきやすい環境を整えました。
 こうした取り組みを続けた結果、 今年度の富士山保全協力金の協力者数は議員からも御紹介いただきましたとおり九月十日現在の速報値で五万六千八百九十三人、 協力金額は五千六百二十九万円余となり、 制度開始後五年間で最高となりました。 いただいた協力金は、 山小屋トイレの改修や安全誘導員の配置など富士山の環境保全や登山者の安全対策等に活用させていただいております。 今後は現地受付業者や山小屋関係者などからことしの現場の状況等を聞き取り、 御協力いただける方がさらにふえるようにより効果的な制度周知と受付体制の整備に取り組んでまいります。
 この中で、 議員から御提案いただきました協力者証を活用した登頂証明となる記念品の提供といった協力金支払いに関するインセンティブの導入につきましても、 協力者数をふやす取り組みの一つとして関係者と検討を進めてまいりたいと考えております。
 県といたしましては、 引き続き登山者の皆様に富士山の保全に協力いただけるよう努めるとともに、 富士山保全協力金制度が導入から五年目を迎えますことから、 今後の制度のあり方につきまして山梨県、 地元市町、 関係者と協議してまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp