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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

曳田 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2023番目)
答 弁 者副知事


○副知事(出野 勉君) 県立美術館開館四十周年に向けた取組についてお答えいたします。
 県立美術館は、昭和六十一年の開館以来富士山をモチーフにした作品を含む山水・風景画を作品収集方針の中心としつつ現代美術や本県ゆかりの作家・作品、近代以降の彫刻作品など幅広い分野にわたるコレクションを形成するとともに、研究成果を生かした多彩な展覧会を開催しこれまで六百二十万人を超える観覧者をお迎えしてまいりました。昨年三月には開館四十周年に向けて五か年計画を策定し基本理念に、県立美術館は創造的で多様性に富んだ社会の実現のために存在すること、人々が多種多様な美術表現を体験し新たな価値と出会い考え理解し合う場を提供するとともに学校や地域社会との連携を積極的に目指すこと、活動の基盤としてコレクションを位置づけ成長させ未来へと伝えることなどを掲げ今後の実施方針を定めております。
 コレクションにつきましては、これまでの収集方針に基づき山水・風景画を中心に記念となる作品、長く美術館の顔として県民の皆様に愛されるような作品を計画的に収集してまいります。また企画展につきましては、四十年にわたって収集したコレクションを核に学芸員の自主企画による展覧会の充実を図り調査研究の成果を広く県民の皆様に還元してまいります。
 令和三年度の開館三十五周年事業では、多彩なコレクションにまつわるストーリーを学芸員の視点で解説しその魅力を紹介した企画展を開催いたしました。来館者アンケートでは収蔵品を深く掘り下げてみせたことに高い評価を頂いたところであります。四十周年記念事業では、多様性を重視した新しい切り口などさらに企画に工夫を加え現代を生きる人々の心の糧となるような周年事業にふさわしい展覧会を目指して準備を進めてまいります。
 近年のデジタル技術の進展などを背景に美術の表現や発表のスタイルが多様化する中で、アーカイブの構築などデジタルと本物と出会い五感で感じるリアルな体験の融合が改めて重視されるなど美術館に求められる役割も変化しております。今後も県民の皆様の様々な声、御意見を伺いながら県立美術館が多くの皆様に理解され愛され続ける存在となるよう節目となる四十周年に向けて取組を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp