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本会議会議録
議会補足文書
平成30年６月静岡県議会定例会
| 提出理由の説明等 【 議員提出議案説明 】 発言日： 06/29/2018 会派名： |
○議長（渥美泰一君） お諮りします。
議事日程に追加して、ただいま報告した議員提出追加議案第二号を議題とすることに御異議ありませんか。
（「異議なし」と言う者あり）
○議長（渥美泰一君） 異議なしと認め、そのように決定しました。
議員提出追加議案第二号を議題とし、説明を求めます。
三十七番 宮沢正美君。
（三十七番 宮沢正美君登壇 拍手）
○三十七番（宮沢正美君） ただいま上程されました議員提出第二号議案「静岡県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、提出者を代表しまして提案理由を御説明申し上げます。
議員選挙区等調査特別委員会におきましては、平成三十一年に実施される一般選挙における県議会議員の定数並びに選挙区及び配当定数について議長から諮問を受け、これまで所要の検討を行ってまいりましたが、その結果を踏まえて今回、本条例案を提出するものであります。
初めに、議員定数についてであります。
議員定数につきましては、厳しい財政状況を考慮し県議会みずからが率先して行財政改革を推進する立場から平成十九年選挙以降合計九人の減員を行ってきましたが、近年の人口減少を勘案しさらに議員定数を減員することといたしました。減員数につきましては平成二十二年国勢調査と平成二十七年国勢調査における本県の総人口を比較し議員一人当たりの人口に換算して一・二人分の人口が減少していることを考慮いたしました。この結果、議員定数につきましては現行の六十九人から一人減員し六十八人とするとの結論に達しました。
次に、各選挙区において選挙をすべき議員の数についてであります。
議員の数につきましては、人口比例によることとし平成二十七年国勢調査人口に基づき最大剰余法により算出をした結果、藤枝市選挙区を一人増員、富士市選挙区及び焼津市選挙区を各一人減員するとの結論に達しました。これに伴い一票の格差は二・四六倍となり、目標とした二倍を超えるものの都道府県議会議員の選挙に関する判例により、おおむね是認できる範囲であると考えられるものであります。
また、選挙区につきましては浜松市における行政区再編作業の進捗状況を注視しながら合区について慎重に協議を重ねてまいりましたが、浜松市の結果が出る前に県議会議員選挙区の変更を行うと浜松市の再編作業に影響を及ぼすおそれがあるとのことから、今回は浜松市の選挙区の合区は行うべきではないとの意見で一致し、これにより浜松市以外の選挙区も現行どおりとし、浜松市の行政区再編の決定結果を考慮して次期以降も合区を含めた検討を継続すべきであるという結論に達しました。
なお、附則にありますとおりこの条例は次の一般選挙から適用するものであります。
以上が本条例案の提出に至る経緯並びに条例案提出の趣旨であります。今後、県民の負託に応えていくべき本県議会の議員定数並びに選挙区及びその定数を定める条例案でありますので、全員一致をもって可決をするようにお願いするものであります。以上をもちまして提案理由の説明といたします。
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