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令和2年6月静岡県議会定例会
和田 篤夫(建設委員会委員長) 【 委員長報告 】 発言日: 06/18/2020 会派名: 自民改革会議 |
○議長(山田 誠君) 次は、建設委員会委員長 和田篤夫君。
(三十五番 和田篤夫君登壇 拍手)
○三十五番(和田篤夫君) 建設委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
今回、当委員会に付託された案件は、第八十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」であります。
委員から、地域公共交通事業継続運行費助成に関し新型コロナウイルス感染症による緊急事態措置期間における鉄道、乗り合いバス、船舶の各運行収入の状況及び運行に係る動力費を助成する理由についてただしたところ、当局から、鉄道事業及びバス事業ともに対前年同月比で三月は三〇%減、四月は六〇%減となりゴールデンウイーク期間中は鉄道事業が七五%から九五%の減、バス事業が七〇%から九五%減となっている、船舶は熱海―初島航路において四月は八五%減、ゴールデンウイーク期間中は九七%減となっている、緊急事態措置期間中において利用者が大幅に減少する中、事業継続の要請により緊急事態措置前と変わらない運行を継続していたが収支が大幅に悪化し事業継続に支障を来すおそれがあることから、県内公共交通の維持を図るために運行に係る経費への一部助成を行うこととしたとの答弁がありました。
そのほか、タクシー車両新型コロナウイルス感染防止事業費助成における上限額の根拠、浜名湖ミナトリングの中止の経緯と来年度の開催見通しなどについても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十四号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
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