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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

良知 駿一 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2022番目)
答 弁 者副知事


○副知事(出野 勉君) リカレント教育の推進についてお答えいたします。
 これからの社会はSociety5.0の進展、労働雇用環境の変化など社会経済構造の在り方が根本から変わり、あわせて社会人に求められるスキルも急激に変化していくことが想定されております。県では社会人を対象とした学び直し、キャリアアップを図る新たな仕組みを構築するため私を座長とするリカレント教育検討会議を昨年八月に立ち上げたところであります。
 リカレント教育に対するニーズは高いものの認知度は低いという現状を踏まえますと、まずは県が中心となってモデルプログラムの検討と構築を進め関係者の意識醸成を図りながら全県的な展開につなげていくことが有効であるというふうに考えております。検討会議には教育を提供していただく大学関係者に加え経済団体の代表や企業関係者にも参画頂き、産業界が求める人材像と必要とされる教育プログラムについて議論を重ねております。
 具体的には、社会経済情勢のさらなる変化が見込まれる二〇三〇年を見据えデジタル化や脱炭素化を見据えたICTや環境の知見が必要、社会経済情勢の変化にも柔軟に対応できる構想力や発想力などを高めることが重要、DXを推進する人材不足が懸念される中小企業へのアプローチが必要等々プログラム策定に向けた貴重な御意見を頂いております。また県民の皆様への学び直しへの関心を実践につなげていくためには働きながら無理なく継続的に学ぶことができる受講環境を整えていくことも重要であります。コロナ禍で急速に普及したデジタル技術を活用するなど地理的、時間的な制約を超える工夫が必要であると御意見も頂いております。
 今月十日には、第三回目となる検討会議を開催しこれまでの検討会議の議論も踏まえ目指すべきリカレント教育の方向性を取りまとめてまいります。来年度には大学の教員や企業等の実務者から成る作業部会を設置し、企業規模や受講者の職位などのターゲットに応じた教育内容の具体的な検討を進め令和五年度のプログラム提供に向けた取組を進めてまいります。
 今後の急激な社会変革を見据え県内産業の持続的な成長を担う人材を育成するため、学び直しと就業が両立する環境の整備に向け産学官一体の取組をスピード感を持って進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp