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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

四本 康久 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/26/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 地域の居場所づくりの推進についてお答えいたします。
 県では、市町や関係団体、介護事業者の皆様などと連携をしまして年齢や障害の有無にかかわらず誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるような垣根のない福祉の実現を目指すふじのくに型福祉サービスを推進しております。その一つであります居場所づくりにつきましては、介護予防や認知症予防の活動の場のほかさまざまな課題を抱えた子供に寄り添う子供食堂やひきこもりの方が社会参加の第一歩を踏み出す場などとして地域の住民の皆様の協力を得ながらさまざまな形態での居場所の設置に取り組んでおります。また居場所に通うことは健康長寿の三要素であります運動、食生活、社会参加につながり健康寿命を延ばす効果があります。また地域において顔の見える関係が築かれますことから、災害時におけます地域の防災力の向上にも資するものであります。
 富士宮市の地域寄り合い処が市内の地区ごとに設置され世代を超えた交流が行われておりますことは大変すばらしいものであります。現在県内にはサロン、認知症カフェ、通いの場などさまざまな居場所が五千カ所以上設置されており今後ますます重要性が高まっていくものと考えております。
 このため、県では新たに居場所づくりに取り組む住民や事業所の皆様に対しましてアドバイザーを派遣し設置や運営について支援をしております。また地域に密着した魅力的な事例を掲載したガイドブックを作成配布いたしまして、ホームページへ掲載するなどさまざまな広報媒体を使いまして情報提供しているところでございます。そうした周知啓発にも取り組んでまいります。
 さらに、今年度は誰もが居場所に参加できますよう通うことが困難な方を送迎する移動支援サービスのモデル事業を実施いたします。あわせまして居場所についての情報を医療、福祉、教育等の関係者に広く提供いたしまして県民の皆様が気軽に利用でき新たな生きがいを見い出せる集いの場となるよう取り組んでまいります。
 県といたしましては、今後とも市町や関係団体などと協力をしながら居場所を初めとするふじのくに型福祉サービスを全県的に推進し、県内の全ての地域で年齢や障害の有無にかかわらず地域とつながりを保ちながら孤立することなく安心して生活できる社会の実現を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp