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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成25年6月静岡県議会定例会

鈴木 澄美 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:07/22/2013番目)
答 弁 者危機管理監


○議長(中谷多加二君) 小川危機管理監。
       (危機管理監 小川英雄君登壇)
○危機管理監(小川英雄君) 原子力対策についてのうち、初めに浜岡原子力発電所の再稼働に係る県民投票についてお答えをいたします。
 現在浜岡原子力発電所は、津波対策を初めフィルターベントの設置、非常用電源の強化などの原子力規制委員会が定めた新たな規制基準に適合するための安全対策を講じている途上であります。全ての安全対策が整った後に原子力規制委員会が審査を行い、安全性を判定することとなります。さらに浜岡原子力発電所は、政府の要請により停止しておりますことから、再稼働に支障がない旨の政府の判断が必要であると考えております。
 こうした判断が示された後、県といたしましても国と中部電力に十分な説明を求め、静岡県防災・原子力学術会議の御意見も踏まえ浜岡原子力発電所の安全性について判断してまいります。これらの判断の過程におきまして、安全性について県民の皆様が御判断できる環境が整った段階で県民の皆様または県議会の皆様方から御提案いただき、県民投票によりお考えを伺うことが必要であると考えております。
 次に、環境放射線監視センターの機能の確保についてであります。
 環境放射線監視センターは、原子力災害発生時には住民の避難や食物摂取制限を判断するための放射能測定などの緊急時モニタリングの活動拠点として機能する必要があります。しかし現在は、浜岡原子力発電所から二キロメートルの距離に立地し築三十二年を経過して老朽化が進んでいる上、空気浄化フィルターなどの放射線防護設備やモニタリング要員の除染設備を整えておらず大規模な原子力災害が発生した場合には、その役割を十分に果たすことができないため建てかえを検討していたところでございます。
 原子力災害が発生しますと環境放射線監視センターに参集する要員は、現地対策本部となるオフサイトセンターの指揮下で緊急時モニタリング活動を行うことになりますことから、両施設は近接することが望ましいと考えております。さらに建屋を初め空気浄化フィルターなどこれら施設に特有な設備の共有ができれば、経費の削減効果も期待できます。このため環境放射線監視センターにつきましては、議員御指摘のとおり既に富士山静岡空港隣接地への移転を進めているオフサイトセンターの建設にあわせ整備を検討することにより、原子力防災体制の強化に努めてまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp