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本会議会議録

議会補足文書

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令和5年6月静岡県議会定例会
市川 秀之(産業委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/12/2023
会派名:


○議長(中沢公彦君) 次は、産業委員会委員長 市川秀之君。
       (四十七番 市川秀之君登壇 拍手)
○四十七番(市川秀之君) 産業委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百一号議案「損害賠償の額の決定及び和解について」であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、新食肉センターの整備計画に関しECI方式を採用した目的と効果及び建築資材や労務費の価格上昇が起こった場合の対応並びに完成後の利活用についてただしたところ、当局から、本事業は食肉センターが操業している同じ敷地内で衛生状況を保ちながら建物を新築、増改築する難易度の高い工事であること、国の事業要件である工期等の多くの課題に対応しなければならないことからECI方式を採用した、事業の設計段階から施工者の技術力を設計内容に反映させることでコスト縮減と工期短縮を図る効果がある、工事費等は面積や仕様などの整備内容の最適化により適正な工事費となるよう検討しており建設資材等の価格上昇が起こった場合でも令和八年度に本体工事を完了できるように調整していく、施設の再編統合後は処理能力が向上することから現在食肉センターを使っていない生産者の皆様にも新食肉センターを使っていただけるよう集荷に努めていきたいとの答弁がありました。
 次に、医療田園都市構想案に関し関係機関との連携を円滑に行うための各連絡会議の頻度と進め方についてただしたところ、企業、大学との連携も含め重点的に議論すべきテーマについて関係市町から成るテーマ別会議の開催を考えている、庁内連絡会議についても市町との議論を踏まえ必要に応じて開催し市町から出された課題を速やかに関係部局と情報共有していきたいとの答弁がありました。
 次に、アサリの資源回復に関し地域の民間企業が人工稚貝の技術開発を行うなど他の業種と一次産業の生産者が結びつくことに対する県の所見をただしたところ、水産業と分野の異なる民間企業が地元のために積極的に動いていただけることは県として高く評価している、今後育てた稚貝を自然環境の中でどう育てていくかの確認作業が必要であり、今年度県でも人工的に生産された稚貝を実験的に浜名湖に放流して成長の度合いや生き残り状況を確認する調査を行っていく、現在漁業者と連携した様々な取組を行っており浜名湖のアサリについても一刻も早く回復するよう努めていきたいとの答弁がありました。
 そのほか、キンメダイの食害対策として開発するスマートフォンアプリの内容、東アジア文化都市関連事業のこれまでの取組による成果と評価、中小企業者等物価高騰緊急対策事業費補助金の交付基準などについても質問等がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 工業用水道事業と水道事業のコスト削減と収益確保に向けた取組についてただしたところ、コストについては職員の日々の創意工夫から生まれる業務改善を通じ運営経費等の削減を図っている、収益については今後の社会経済情勢を踏まえ施設のダウンサイジングを見据えた遊休地の売却や保有する資金の運用等により着実な確保につなげるほか継続して新規ユーザーの確保に取り組むとの答弁がありました。
 そのほか、ふじさん工業用水の浄水発生土の有効利用の詳細、議案第百一号に関し損害賠償額が大きくなった理由及び議案提出までに期間を要した経緯などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百一号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp