• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年6月静岡県議会定例会

中澤 通訓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/21/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 中澤通訓議員にお答えいたします。
 このたび、私が三期目の県政を預かることになりまして激励を賜りました。ありがとうございます。
 さて、私の政治姿勢、特に仏の川勝の真意についてであります。
 先の知事選におきまして、二期八年間の県政運営が評価され多くの県民の皆様から御支持をいただきましたが、静岡市におきましては市長との関係を御心配される向きが多く声もたくさん寄せられまして得票数も相手候補を葵区並びに駿河区において下回る結果となりました。私はこうした声を謙虚に受けとめ今後はけんかに見えるようなこともしないと、宮沢賢治の詩にありますように決して怒らず、あらゆることを自分を勘定に入れず、よく見聞きしわかり、そして忘れずに社会のため人のために働くという決意を固めておりまして、そういう姿勢に徹するとの思いを持って仏の川勝になると申し上げたところであります。
 それは、県民、市民の皆様に感情的あつれきと誤解を招くけんかはしないという趣旨であります。決して事なかれ主義で課題を放置することではありません。相手におもねる態度を容認するものではありません。地元住民の理解を十分に得ないままに事業が進められようとしている事態は誤りです。また県民、市民の生命、財産に及ぶ問題について決して見過ごしてはならないというふうに考えております。
 私の政治姿勢は、日本が明治の初めに、来年は明治維新百五十年を迎えますけれども、その冒頭で立てた五箇条の御誓文のうちの最初の三箇条「広く会議を興し万機公論に決すべし」と、「上下心を一にして盛んに経綸を行うべし」と、「官武一途庶民に至るまでおのおの志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す」というものであります。そうした上で県民、市民の利益になるための取り組みを後押ししてまいります。
 虚言を吐けば閻魔大王から舌を抜かれます。不条理、不公平なことをしたり津波で人が人災によって失うことがあれば、その人災を起こした人間は水攻めに遭い続けるでしょう。閻魔大王というのは地蔵菩薩の化身であるとも言われております。仏もさまざまなお顔をお持ちでございまして、悪いことをすれば極楽には行けぬと、地獄に落ちるということでございますので私はそのような仏の計らいに身を委ねまして、私自身は決して怒らないということでございます。
 また、議員御指摘のとおり選挙の際に来静いただきました小池東京都知事、大村愛知県知事、また上田埼玉県知事には私流の県民本位の政治姿勢に御共感をいただいてその旨を表明していただきました。小池知事は都民ファーストと言っておられますけれども、我々は県民の県民による県民のための県政をしいているところでございます。そうした共通の視点から県境を越えた連携について積極的に取り組んでまいりたいと考えております。今後とも県民の皆様の公益、福祉、利益を最優先に考えまして、公平無私、現場主義、是々非々の姿勢で県民幸福度の物心ともに豊かな幸せを最大化するように県政運営に全力を傾注してまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp