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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年6月静岡県議会定例会

牧野 正史 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/17/2022番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○議長(藪田宏行君) 櫻井農林水産担当部長。
○農林水産担当部長(櫻井正陽君) ブルーカーボン・オフセット・クレジット制度の活用についてお答えいたします。
 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けましては、CO2の新たな吸収源として期待される藻場等の海洋資源を再生することで水産業においても大きく貢献できるものと認識しております。
 県ではこれまで伊豆半島や榛南地域の磯焼け対策として種苗の移植等に取り組み約八百七十ヘクタールの藻場を再生してまいりましたが、本格的な回復には漁業者等による自主的な保全活動との連携が不可欠となります。
 こうした中、一昨年試行が開始されたブルーカーボン・オフセット・クレジット制度を活用すれば漁業者等が保全活動を継続していくための資金確保に大いに役立つものと考えております。この制度では藻場面積やCO2吸収量を調査する精度が申請者の得るクレジット金額に大きく影響しますが、議員御指摘のとおり多額の費用がかかる精度の高い調査を毎年実施することは漁業者等の大きな負担となります。
 このため、県では今年度海底の藻類の生育状況を把握できるマルチビームソナー等の最先端技術を活用し高い精度で藻場面積やCO2吸収量を把握できる簡易な調査手法の確立に取り組んでおります。これにより漁業者自らが安価で容易に本制度を活用できるよう支援してまいります。
 県といたしましては、漁業者による資金の確保を支援し藻場の保全活動をさらに拡大することで本県水産業の脱炭素化と持続的発展に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp