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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

天野 多美子 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者知事


○副議長(鈴木澄美君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 天野多美子議員にお答えいたします。
 若者や子育て世代をターゲットとした人口減少対策についてであります。
 人口減少は、社会経済活動やコミュニティーの衰退など地域社会に様々な問題を引き起こすことから、その解決は本県にとって極めて重要な課題であります。
 本県への移住者は、先ほど御紹介がございましたが二〇二〇年に一千三百人余り、二〇二一年に一千九百人余り、二〇二二年には二千六百人余りと過去最高を更新しており、それぞれ五人に四人以上が、つまり八〇%以上が三十代前後の子育て世代であります。それゆえ若者はもとより子育て世代を本県に呼び込み将来の地域の担い手となっていただくことはとても重要であります。このためこれまでに小中学生を対象にした教育旅行の誘致や県外高校生を受け入れる川根高校での留学制度、農泊や棚田体験などを通じて県外の若者や子育て世代に本県の魅力を伝えてまいりました。
 天野議員におかれましては、お子様お二人を離島留学に出されて子供たちが元気になったという御経験を踏まえ静岡県内にも山村、里山、あるいは里海が豊かにあると。したがって静岡県下でも東京都ほかで生きづらくなっている子供たちの留学を支えることができるのではないかということで民間人として活動されていたことはよく存じ上げておりまして、私もその活動はとても静岡県にとっても重要であるというふうに思っておりまして、これからも県議会の議員としてお進め頂ければというふうに思うところであります。
 さらに、令和三年度からは関係人口の創出モデルをつくることを目的として県外の若者、親子を招きまして地域の自然や文化を体験する里山留学や大学生によるフィールドワークなど取組を重ねてまいりました。その結果約六百人の関係人口を創出することができました。今後は取組の結果をモデルとして整理した上で横展開し関係人口のさらなる拡大につなげてまいります。
 加えて、これまで関係をつくってきた若者や子育て世代に本県に移り住んでもらうとともに、県内から流出した若者にも戻ってきてもらって定住人口の増加につなげることも重要です。そのためには若者の就業先の確保や子育てと両立できる働き方の拡大などが必要であります。
 こうした考えの下、集中的な施策の検討と早期の実施を政策推進担当部長に指示いたしました。その結果本年度から新たな取組を開始しているところであります。具体的に申し上げますと、若者に人気のあるICTやデザイン等のサービス産業の誘致や子育てと両立できる働き方としてインターネットで仕事を受注できるクラウドワークサービスの普及に取り組んでいるところです。
 県といたしましては、御紹介頂きました他県の事例も参考としつつ地域づくり団体や市町とも協力しながら、本県が若者や子育て世代に選ばれる地域となるように富国有徳の美しいふじのくにづくりに全力で取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp