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本会議会議録

答弁文書

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平成25年6月静岡県議会定例会

野澤 義雄 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:07/22/2013番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(渥美泰一君) 長島交通基盤部長。
       (交通基盤部長 長島郁夫君登壇)
○交通基盤部長(長島郁夫君) 地震・津波対策についてのうち、民間資金を活用した施設整備についてお答えいたします。
 県では、比較的発生頻度が高いレベルワンの津波による人的被害の軽減を目指し、地震・津波対策アクションプログラム二〇一三を策定いたしました。この中で津波対策としては、海岸堤防等の施設においてレベルワンの津波を防ぐ施設高の確保や堤防を津波が越えても機能が損なわれない粘り強い構造への改良などを位置づけております。これらの津波対策には多額の費用を要するため、投資の重点化や国の交付金の確保などを図り、海岸や港湾・漁港、河川における堤防などの整備を着実に実施してまいります。
 こうした津波対策は、県ばかりでなく市町や県民が一丸となって県全体で推進する必要があります。この際には県民の皆様や企業など民間からの寄附金も貴重な役割を担うものであり、県もこうした民間資金を有効に活用していくことが重要であると考えております。
 県では、昨年十月から募集を開始した津波対策施設等整備寄附金について七月一日から地域指定を可能とし、より身近な地域で活用したいという寄附者の気持ちに応える制度といたしました。今後は、御寄附をいただいた多くの県民の皆様の意思をできるだけ早く形としてあらわすことができるよう海岸堤防等の津波対策を迅速に進めてまいります。
 県といたしましては、アクションプログラムに位置づけた対策を全力で推進するとともに、市町が行う避難タワーや命山等の施設整備促進のための技術的支援を積極的に行うなど県と市町が連携して地震・津波に強い県土づくりに努めてまいります。
 次に、富士山静岡空港についてのうち、空港運営体制の見直しについてであります。
 富士山静岡空港は、本県のさらなる発展を支える重要な社会資本の一つであり、富士山が世界遺産登録されたことを契機に国内遠隔地や東アジアを初めとする海外から、これまで以上に多くのお客様が、空港を通じて本県へとお見えになるものと大いに期待しております。
 こうしたことから、富士山静岡空港をふじのくにの空の玄関口として一層ふさわしいものへと改めていくことが喫緊の課題であるとの認識のもと、空港設置管理者の責任において旅客ターミナルビルの機能向上に取り組むとともに、指定管理業務の拡大など開港以来、全国の地方空港に先駆けて取り組んできた空港民活化をさらに推し進めることとしたところであります。
 特に旅客ターミナルビルについては、同じ時間帯での航空会社の就航希望に応えられない点や利用者の休憩スペースが手狭なことなどから、増改築による機能向上が必要であります。現在必要性や効果等について精査を重ねているところであり、この結果を踏まえ効率的な投資を行うとともに航空会社の新規就航や増便を図ることにより、ターミナルビルを含めた空港施設全体における収支の改善に努めてまいります。
 さらに、近い将来には公共施設等運営権制度に基づいて空港施設の運営を民間事業者に委ね、より効率的な空港運営体制の実現を図る一方で今後新たな運営体制の推進にふさわしい県庁内の組織のあり方についても検討してまいりたいと考えております。
 県といたしましては、全国の地方空港のモデルとなるような新たな空港運営体制の構築に向けまして、県議会にもお諮り申し上げ十分な御議論を賜りながら進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp