• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

伴 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/25/2020番目)
答 弁 者健康福祉部長


○副議長(良知淳行君) 藤原健康福祉部長。
       (健康福祉部長 藤原 学君登壇)
○健康福祉部長(藤原 学君) 新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、PCR検査等の検査体制の拡充についてお答えいたします。
 PCR等の検査につきましては、現在一日千二百件の検査が可能となっております。今後大規模なクラスターが発生した場合における広範囲な関係者への検査やインフルエンザが流行した場合に多数発生すると見込まれる発熱患者に対する検査につきましては、迅速に実施する必要がありますことから医療機関への検査機器の整備費助成によりまずは一日二千件の検査を可能といたします。さらに入院患者への感染を防ぐため医療施設の従事者等に対する定期的な検査等にも対応できるようPCR検査に比べて測定時間の短い抗原定量検査を活用することとし、検査機器を県環境衛生科学研究所等に設置することにより検査数を大幅に拡充してまいります。また現在新型コロナウイルスの診療につきましては、帰国者・接触者外来や契約医療機関等政令市を含め県内五百か所以上において実施可能となっております。
 今後のインフルエンザの流行期に発熱等の患者が身近な地域で受診できる体制の整備が急務でありますので、国から示されたインフルエンザ流行に備えた体制整備の方針に基づきまして関係団体等と十分に連携し相談や検査、診療を実施する医療機関の確保を図り県民の皆様が必要な医療を安心して受けられる体制を整備してまいります。
 次に、県民に安心感を与える感染者情報の提供についてであります。
 新型コロナウイルス感染症対策におきましては、対象者のプライバシーの保護と公衆衛生上の必要性を勘案し適切な範囲内で正確な感染者情報を速やかに提供していくことが重要であります。
 県では、県民の皆様の感染予防に向けた適切な行動につなげていくことを念頭に本県独自の基準を定め感染者について年代、性別、居住地、推定感染経路等の情報を可能な限り速やかに公表しております。また感染者集団いわゆるクラスターが発生し、またはそのおそれが高く利用者の特定ができない場合には利用者自らが検査を受けることができるよう関係者の同意が得られなくとも店舗名等の情報を公表することとしております。
 県といたしましては、今後も国の動向を注視しながら感染拡大の防止とプライバシーの保護を両立させ新型コロナウイルス感染症に的確かつ迅速に対応できるよう感染者情報の提供に努めてまいります。
 次に、周産期における胎児や新生児を亡くされた方へのケアについてであります。
 流産や死産、新生児の死亡などにより子供を亡くす経験をされた御本人やその御家族は大きな悲しみや喪失感を抱え不安やストレスが長期間続くこともありますことから、精神的な回復につながる適切なケアが必要であると認識しております。
 このため、市町や保健所におきましては流産や死産等を経験された御本人やその御家族の希望に応じ気持ちに寄り添った面談や電話相談を行っております。また分娩取扱い施設における初期対応が重要でありますことから、周産期に携わる方々に対し御本人、御家族への心理的ケアの重要性について改めて認識していただくよう今後県助産師会等と連携して周知を図ってまいります。
 厚生労働省では、流産経験者の心理的な影響等の調査を行い自治体における支援体制整備に向けた指針を示すこととしておりますので、県といたしましてはそれらを踏まえ胎児や新生児を亡くされた方とその御家族に対して関係者が協力して支援する体制を整備してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp