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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

野崎 正蔵 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2018番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 地震・津波対策アクションプログラム二〇一三についてのうち、地震・津波対策の充実強化についてお答えをいたします。
 県では、平成二十五年度からアクションプログラムに基づき地震・津波対策を推進してまいりました。十カ年計画の半分が経過し約八割の施策において順調に進捗をしております。
 この中、被害想定における犠牲者の約九割を占める津波への対策においては地域の実情に合った対策を着実に進めてきましたが、地域の実情の考慮の点で変化が生じてきたことから減災目標をより確実に達成できるよう今回改定をして内容を見直すものであります。
 改定に当たりましては、アクションプログラムが多くの部局に関係していることから私を本部長として関係部局長で構成する推進会議を立ち上げ議論を深めてまいりました。会議の中では三つの方針により減災目標を達成することとしました。その三つとは静岡方式に基づき地域特性を生かしたハード・ソフト一体による施策を展開する、命を守るための効果発現が早いソフト対策を強化しあわせて被災後の生活の速やかな復旧、復興を目指すためハード整備を推進する、そして平成三十五年度以降もさらなる犠牲者減を目指し静岡方式を推進するです。そしてその方針のもと必要となるアクションの追加、わかりやすいステップ目標の設定を行うとともに防潮堤の整備状況を適切に表現できる指標への見直しをあわせて行いました。
 具体的な改定内容としては、静岡方式の推進においてこれまでは地域の合意結果を指標に反映させていませんでしたがこれを指標に反映させることとしました。また避難の確実性などを向上させるため三つのアクションを追加しました。三つとは高台、浸水域外等への避難経路の確保、津波避難施設等への避難誘導看板の整備、津波避難施設等の夜間視認性の確保、この三つです。
 また進捗の効果が明らかになるようきめ細かな目標設定をいたしました。例えば七日以上の飲料水の備蓄につきましては、日ごろ使う食材を使いながら備蓄するローリングストック法の紹介、長期保存可能飲料水の情報提供など段階的・補助的なステップ目標を設定し着実な目標達成につなげていくことといたしました。
 県といたしましては、今回の見直しにより犠牲者八割減という目標をより確実に実行できるアクションプログラムになったものと考えており、これを着実に推進するとともにさらなる犠牲者減を目指し県民の大切な命を守ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp