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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年12月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 木内議員にお答えいたします。
 静岡県の医師不足と医師の偏在解消に向けた取組についてのうち、医師の偏在解消に向けた取組についてであります。
 医師確保対策は県政の最重要課題の一つであるという認識を知事就任以来持っております。平成二十六年度にふじのくにバーチャルメディカルカレッジを創設いたしました。このカレッジにより全国最多となる毎年百二十人の医学修学研修資金の新規貸与を行い県内の医師の増加及び偏在解消に向けた取組を進めてまいりました。令和二年度からは医学修学研修資金の貸与期間を原則六年間とする制度改正を行い、また全国最大規模である六十五人の地域枠入学者等を対象に卒業後九年間のうち少なくとも四年間を富士圏域や賀茂圏域などの医師少数区域での勤務を義務づけているところであります。これら地域枠医師は令和八年度から勤務が始まります。以降毎年約六十人ずつ増加することが見込まれます。
 さらに、各地域の医師偏在の状況と地域枠の学生や医師の希望等を勘案しつつ、就業先について調整や支援を行うキャリアコーディネーターを今年度から新たに九人配置したところであります。
 学生につきましては、来年度から地域医療に関する実習や講義などを通じて医師少数区域の医療に対する関心を醸成しお一人でも多くの医師ができるだけ早期に医師少数区域の医療の担い手となるよう取り組んでまいります。
 また、東部地域の病院の魅力の向上につきましては医療機器や施設整備への支援を行います。それとともに東部地域の病院による専門医資格取得のための研修プログラムの整備を行います。またふじのくにバーチャルメディカルカレッジガイドブックや動画配信などによりまして富士宮市立病院や沼津市立病院など各病院の魅力を医学生等に対し積極的に発信してまいります。
 働きやすさの向上につきましては、医師の事前指示に基づき一定の医療行為を行う特定看護師の養成のほか  これはがんセンターでなさってくださっておりますが  それのほか診断書等の文書作成補助などを行う医師事務作業補助者の資質向上など医師を支える人材の確保に対しても支援を行ってまいります。
 地域医療の担い手である医師の確保と偏在解消は、安心して暮らせる医療の充実のため今後も全力で取り組んでまいりたい覚悟であります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp