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本会議会議録

答弁文書

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令和5年12月静岡県議会定例会

良知 駿一 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/11/2023番目)
答 弁 者教育長


○副議長(鈴木澄美君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) これからの人とコンピューターが共存する社会に向けた探究学習の推進についてお答えいたします。
 生成AIが社会変革の主役として期待され、今後これまで人が得意としてきた領域でもその能力を凌駕していくことが予測されます。議員御指摘の人とコンピューターが共存する社会を見据えれば、その中を生き抜く力として過去の発想にとらわれず新たなアイデアを生み出す創造力や、よりよい未来を様々な人と協力し実現するための関係構築力などが今後ますます重要になるものと考えております。
 私が重視する探究的な学びは、自ら問いを立て協働して答えを導き出す過程を通じてこうした能力を高めることができる優れた手法であり、社会が急速な技術進歩の中にあるからこそ欠かすことのできない学びのプロセスであると認識しております。探究的な学びの中で生成AIなどのICTを解決策そのものの作成に用いてしまうと、それらしい回答が生徒の思考を経ずに示されるだけとなり批判的思考力や創造性、学習意欲などへの影響が懸念されます。しかしながら生徒が基礎知識を持って適切に使いこなすことで、その活動にさらに深みを与え幅を広げることが期待されます。このため探究的な学びを進めるに当たっては、最終的なアウトプットに至るまでの過程において情報の収集または新たな視点の獲得さらには子供たちの認識だけでは立ち上がらない問いへの気づきなどに生成AIを活用するとともに、それらの結果を情報端末で共有するなど主体的かつ協働的な学びを進めてまいります。
 県教育委員会といたしましては、探究的な学びを通じ子供たちがコンピューター得意、不得意とする分野を理解し、創造力、関係構築力などの資質能力についてその重要さを体験的に把握した上で獲得できるよう努め、コンピューターと共存する社会の中で力強く生き抜く力を育成してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp