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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

宮城 也寸志 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/21/2019番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(芦川敏洋君) 高収益作物導入に向けた水田の汎用化についてお答えいたします。
 限られた農地面積の中で生産拡大やコスト低減を図り農業の収益性を高めていくためには、機械化の普及とともに水田における裏作作物が効果的でありますが露地野菜や麦、大豆といった作物の栽培に当たりましては排水改良による田畑輪換を可能とする水田の汎用化が重要となります。
 これまで、議員から御紹介のあった菊川市を初め森町や掛川市で圃場整備された水田に作物に合わせ地下水位を自由にコントロールできる地下水位制御システムや暗渠排水を段階的に導入してきた結果、高品質のスイートコーンやレタス等の栽培が可能となってまいりました。これらの農芸品は全国的にも高い評価を受け生産者には高収益をもたらしていることから、周辺の経営体にも水田での裏作の導入が広がってきております。
 県は、こうした取り組みを県内全域に展開するため来年度新たに牧之原市の坂部・坂口地区を含め三地区、延べ百十三ヘクタールにおきまして営農の体質強化に向けた水田汎用化の事業を実施してまいります。さらに他地域におきましても地域農業の未来の設計図となる人・農地プランに位置づけられた担い手農家の営農計画を実現するため、順次水田の排水機能の強化や地下水位の制御等の事業計画を策定し整備を進めていくこととしております。
 県といたしましては、地域農業の方向性につきまして担い手農家の方々や地元市町、JAと考え具体化する手法の一つとして高収益作物の導入を可能とする水田の汎用化に向けた基盤整備を進め農業産出額の拡大を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp