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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

仁科 喜世志 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 仁科議員にお答えいたします。
 伊豆縦貫自動車道の整備促進についてであります。
 伊豆半島は急峻な山地が沿岸部まで迫っております。この地形上の制約から道路網が脆弱であり産業振興、交流の拡大、迅速な救急活動、大規模災害時の緊急輸送確保の観点から、伊豆縦貫自動車道は地域にとって不可欠な道路であります。修善寺まで開通しました結果、観光客数は一・三倍にふえました。一方で渋滞が発生していることは承知しております。しかしながら天城の南は観光客数は横ばいのままであります。
 このため、県では伊豆地域の背骨となる規格の高い道路を沼津市から下田市まで一刻も早く開通させることを最優先としておりまして、そうした観点から国への提案、要望や建設期成同盟会の活動を通じて事業者である国に対し整備促進の働きかけを行ってまいりました。議員も御出席なさいました、ことし七月の合同促進大会には私自身も出席し、御一緒に国土交通省に出向き整備推進を強く要請したところでございます。
 こうした取り組みにより平成二十六年二月には東駿河湾環状道路が開通し、東名、新東名から伊豆中央道等を経由し修善寺に至る一連の区間がつながることとなりました。この間といいますか、私が知事になって一度もこの伊豆縦貫自動車道の建設が先送りされることはありません。むしろ天城山をどう抜けるかという、この計画段階評価など要求しなかったのにもかかわらずつけてくれたということもあるくらいでした。こうしたことで国のほうの関心も極めて高いと承知しております。
 現在は、下田市までの早期開通に向け河津下田道路や平成三十年度開通予定の天城北道路の工事に加え天城湯ケ島から河津間の新規事業化に向けた手続が着実に進められております。議員御指摘のとおり三ルートございますけれども、このルートの一本化を地元、県、国が協力してなるべく早く決めるということが事業の促進につながるものと確信しております。
 伊豆北部地域では、東駿河湾環状道路の開通により観光交流客数の増加等のストック効果を実感する一方、なるほど暫定二車線区間の渋滞などの課題が発生していることは承知しております。今後東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック自転車競技の伊豆市開催を契機として伊豆地域の交流の拡大を進め地域全体がさらに発展していくためには、背骨となる道路の早期開通とともに東駿河湾環状道路の四車線化及び大場・函南インターチェンジから伊豆半島東海岸方面に向かう第五工区の事業推進、肋骨となる国県道の整備が重要であると認識しております。
 県といたしましては、伊豆縦貫自動車道の整備効果をさらに高めるよう引き続き国道百三十六号の下船原バイパスや土肥峠付近の道路の拡幅等の整備を着実に進めるとともに、県議会のお力添えもいただきながら市町等の関係機関と連携し整備に必要となる予算の確保と早期の全線開通を国に対し強力に働きかけてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp