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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年9月静岡県議会定例会

森 竹治郎 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2018番目)
答 弁 者文化・観光部長


○文化・観光部長(渡邉眞一郎君) 伊豆半島の観光振興についてのうち、世界ジオパークについてお答えいたします。
 本年四月、長年にわたる地域の皆様の御努力により伊豆半島がユネスコ世界ジオパークに認定されました。この世界に認められた価値を保全するとともに地域の持続的な発展のため観光資源として活用し、交流人口の拡大を図っていくことが重要であると認識しております。
 伊豆半島ジオパークの拠点施設となるジオリアの本年四月から八月までの入館者数は、昨年に比べて倍増しており、世界認定を機に高まったこのジオパークへの関心を伊豆半島全体の誘客に結びつけていく必要があります。このため来年四月に本番を迎えるデスティネーションキャンペーンに向け、伊豆ワサビをテーマにしたジオツアーや海から絶景を楽しむジオサイトクルーズなど農業者や漁業者など地域の多様な関係者と連携した旅行商品の企画を進めております。
 また、今後さらに増加が見込まれる訪日外国人旅行者を取り込むため、留学生等が駿河湾フェリーを活用しながらジオサイトをめぐり、SNS等で海外に魅力を発信するモニターツアーを実施することとし、補正予算案を本議会にお諮りしているところであります。
 さらに、来月末に伊豆半島ジオパーク推進協議会の研究員やジオガイド協会の会員等がユネスコ世界ジオパークである韓国の済州島を訪問し、ジオの魅力を観光資源として生かした先進事例を調査研究するほか今後の連携や相互交流に向けて意見交換等を行ってまいります。
 県といたしましては、こうした取り組みを通じて地域の関係者と連携しながらジオパークの保全と活用を通じた伊豆半島の観光交流人口の拡大を図ることにより、ユネスコ世界ジオパークの認定が伊豆半島の活性化に確実に結びつくよう取り組んでまいります。
 次に、デスティネーションキャンペーンについてであります。
 静岡デスティネーションキャンペーン、いわゆるDCでございますけれども県、全市町、JR六社等が協働して全国に向けて本県の魅力を発信し、新たな観光需要を創出しようとするものであります。本年四月から六月にはプレDCを展開し、県内各地でさまざまなDC限定の旅行企画や観光イベントを実施いたしました。こうした取り組みもあって伊豆地域では、本年四月から六月の宿泊客数が前年から三万三千人増加して二百四十六万人となるなど一定の効果があらわれております。
 また、五月に開催した全国宣伝販売促進会議に参加した旅行会社からは、例えばここでしかできない特別感の演出が必要など改善点を御指摘いただきましたことから、旅行商品を見直しより魅力ある企画として東京、大阪、名古屋で開催する観光商談会や国内最大規模の観光展「ツーリズムEXPOジャパン二〇一八」で提案するなど来春のDC本番に向けて誘客促進に努めているところであります。
 静岡DCの事業費は、県と市町が負担することとしており三年間で三億円を予定しております。これに加え県、市町が行う観光関連事業やJR六社が持つ媒体を最大限活用した全国に向けての広告宣伝、本県への観光列車の運行等を静岡DCに合わせて行うことにより事業費を大きく上回る効果が得られるものと考えております。
 また、静岡DCの開催に当たりまして県はJR東海やJR東日本を窓口として意見交換を定期的に行うなど連携を深めており、また伊豆地域におきましてはJR東日本と美しい伊豆創造センターが協働してワークショップを開催し、観光資源の磨き上げやおもてなしの改善など地域の魅力の向上に取り組んでおります。
 県といたしましては、引き続きJRや地域の皆様と協働して静岡DCの成功に向け全力で取り組むとともに、DC終了後も地域の魅力を高める観光地域づくりを推進し観光誘客を通じた交流人口の一層の拡大を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp