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本会議会議録

答弁文書

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令和元年9月静岡県議会定例会

田内 浩之 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:11/20/2019番目)
答 弁 者教育部長


○教育部長(鈴木一吉君) 放課後の子供の過ごし方についてお答えいたします。
 昨年度の全国学力・学習状況調査のうち小学校六年生の放課後の過ごし方についての回答では、「家でテレビやビデオを見たり、ゲームやインターネットをしたりしている」が最も多く、次いで「友達と遊んでいる」、「家で勉強や読書をしている」などとなっております。夫婦のいる一般世帯では共働き世帯が五割以上を占めるまで増加しており、国が策定した新・放課後子ども総合プランで示されたように、放課後児童クラブと放課後子供教室により子供たちが放課後、安全・安心に過ごしながら多様な学習や体験交流活動の機会を持つことは大変重要であると考えております。
 このうち、放課後子供教室は本年度は二百十八カ所で実施されており、十年前の倍以上となっております。学校の余裕教室や公民館等で地域住民等の協力を得て英語等の教科に係る学習支援や料理、工作、農業、スポーツ等の体験活動を実施しており子供たちの社会性や規範意識、自主性、コミュニケーション能力の向上等の効果が見られております。
 しかしながら、放課後子供教室の活動プログラムに参加している放課後児童クラブは三割程度にとどまっており、連携を進めていくためには双方の活動への理解と放課後子供教室において子供の興味関心を引きつけるプログラムの内容を充実させることが重要であります。このため運営のかなめとなる地域コーディネーターを養成する講座や指導者等を対象とした研修会の場で、県内外の先駆的、先進的な活動事例や放課後児童クラブとの円滑な連携の事例等を紹介するとともに、人材養成やプログラム開発能力の向上を図ってまいります。
 県教育委員会といたしましては、子供たちが放課後も生き生きと過ごせるよう健康福祉部や市町教育委員会と連携し社会総がかりでの子育て支援、教育の充実に努めてまいります。
 次に、学校における防犯カメラの設置についてであります。
 学校の防犯カメラにつきましては、文部科学省が定める校種ごとの施設整備指針におきまして、不審者の侵入防止や児童生徒の安心感を醸成するなどの設置目的を明確にした上で見通しが困難な場所や死角となる門や建物の出入り口付近などに設置することが有効であるとされております。県内の小中学校では本年七月末現在で約四割の学校に防犯カメラが設置されており、熱海市や清水町、藤枝市など八市町では全ての小中学校に設置されております。設置済みの学校からは抑止力が高まり犯罪防止に役立っている、安心感が増したなどの意見が聞かれております。
 また、特別支援学校では本年六月に策定した子どもの安全確保緊急対策アクションに基づき全てのスクールバスにドライブレコーダーを設置するとともに防犯用品として催涙スプレーや防犯ブザーを備えたほか、一部の学校において防犯カメラを導入するなど安全対策を強化したところであります。
 県教育委員会といたしましては、学校安全担当者を対象とした研修会等の場で防犯カメラの設置状況や防犯用品の活用事例など市町や学校の取り組みについて情報提供しながら対策の充実を働きかけるとともに、警察等の関係機関と連携し地域や学校の実情に応じた効果的な安全対策が行われるよう取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp