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本会議会議録

答弁文書

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平成28年12月静岡県議会定例会

和田 篤夫 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2016番目)
答 弁 者地域外交監(再質問)


○地域外交監(増井浩二君) 地域外交についての再質問についてお答えをいたします。
 まず最初に、モンゴルとの交流における互恵・互助ということでございます。
 地域間の交流というのは、相手国の経済状況、あるいは交流の分野によってはすぐに具体的な数値が出るというようなことばかりではなくて、長年の地道な交流というものが必要になってくるというようなことがあるというふうに思っております。
 モンゴルの例でいきますと、ドルノゴビ県との友好交流を始めましたけれども、それが数年たってモンゴル国全体の工業・農牧業省、あるいは経済関係のいろんな国の省庁との交流につながってきているというようなことになっているわけでございます。その結果東京五輪のキャンプ地の誘致に際しましてもいち早くモンゴルとのそれまでの関係が功を奏したといいますか、すぐにキャンプの誘致が決まったというようなことがあったかというふうに思っております。
 例えば、中国の浙江省も来年三十五周年を迎えますけれども、この交流を始めた当初、浙江省から研修員を本県のほうに受け入れたというようなことがございまして、浙江省側の経済発展が進むにつれまして相互の交流にだんだんつながっていったというようなことがございます。その研修員として本県に派遣された浙江省の職員の方、この方が中心となりましてだんだんその幹部にもなっていくわけでございますけれども、本県との交流の中心的な役割を担ってきたというようなことがございます。企業との交流につきましても、当初は本県の企業が浙江省のほうに行って事業を展開するというようなことがございましたけれども、近年は浙江省の企業が静岡県への投資をするというような案件にもつながってきているというようなことになっておりまして、互恵・互助の関係が築かれているというふうに思っております。
 したがいまして、ドルノゴビ県やモンゴル国政府の間でこれまでに築いてきた関係、これを非常に大事にいたしましてその友好のかけ橋といいますか、お互いをつなぐ人材の育成を中心に今交流を進めておりますけれども、将来的にはその県民の皆様、あるいは県内の企業がより恩恵を受けるように努力を進めていきたいというふうに考えております。
 次に、通商の関係でどのように通商のプロジェクトチームを進めていくかということでございますけれども、現在テーマを幾つか設けましてタスクフォースを立ち上げております。例えば県産品の輸出拡大、あるいは企業の海外ビジネスを展開をどのように支援をしていくのか、対外投資をどのように進めていくのかというようなタスクフォース。それから観光・スポーツ交流の拡大、あるいは県内の水産物、水産加工品を輸出拡大をどのように進めていいかというようなことを、それぞれタスクフォースを立ち上げまして、関係する県庁内の各課がその中に入りまして議論を積み重ねているところでございます。
 いずれにしましても、この通商推進プロジェクトチームは具体的なビジネスをいかに支援をしていくかというようなことに念頭に置いておりますので、これからも一生懸命これは進めていきたいというふうに思っております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp